サイズ
高さ : 1.40 cm
横幅 : 21.00 cm
奥行 : 27.80 cm
重量 : 430.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
「写真ライティング」と「映像ライティング」の最大の違い…、 それは「瞬間の光」と「一連の動作を流れの中で捉える光」の違いです。 「カメラアングルが変わる」「被写体が動く」「光線状態が刻々と変わる」 こうしたことが前提になっている映像ライティングでは、写真照明の技術 は使うことができないのです。この独自に進化した「映像ライティング」 の方法を基礎から解き明かし、応用へと導く、現役照明技師が書いた 「照明の教科書」が本書です。 カメラの高感度化が進み、現場の地明かりだけで映像撮影を行う機会も増え てきましたが、決してライティングは不要にはなりませんでした。 理由は、ライティングが単に露出不足を補うだけの目的で使われているので はないからです。映像ライティングでは、画面に時間や季節を表現すること ができます。モノの質感を明らかにすることができます。さらに奥行き感や 立体感、感情までもを伝えることができるのです。 また、闇夜や真っ暗な地下室には光が存在しませんが、そこでも映像が撮れ るのは、「光がないという映像ライティングが存在する」からです。 ライティングはマジックではなく、それを超える具体的な技術であることを、 この一例は物語っています。 本書では、映像の基本ライティングとその実例から、実際の映像のシーンに 即したライティングのバリエーション、室内・ロケーションでのそれぞれの照明、 擬似夜景や夜間に昼のシーンを撮るなどの実践で役に立つ具体的なライティン グの方法を、図解で解き明かします。 「新版 映像ライティング」は、映像を志す学生の皆さん、特に演出や 撮影といった専門職を目指す方に必見の「ライティングをマスターするための 作例豊富な実践テキスト」です。