サイズ
高さ : 2.20 cm
横幅 : 13.00 cm
奥行 : 18.60 cm
重量 : 320.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
本書のストーリーは、夫が口腔底ガンを患ったことから始まります。 手術によって噛む力を失った夫は、固形物が食べられなくなり、あごと舌だけで食事をすることを余儀なくされました。 おいしいものを食べることが大好きだった夫が、食べる楽しみを失ってしまったのです。 見た目にも食欲をそそって、食べてもおいしい介護ごはんを作りたい! そして夫の「おいしい笑顔」が見たい! 妻は最愛の夫のために、噛みやすく飲み込みやすい介護食を生み出すべく奮起します。 すき焼き、エビフライ、鶏カツ、フレンチトースト、そして流動食弁当――。 本書に登場する介護食を見ると、驚くことは間違いありません。 「味」「見た目」「栄養」にこだわった著者が創り出す工夫あふれる介護食が、次々に登場するからです。 深刻な高齢化社会が進む中、在宅介護者も急速に増えています。 毎日、介護食作りに苦心している方も多いのではないでしょうか。 介護を受ける人と介護をする人。両方の立場の人が、一緒に幸せになれる。本書がそのために一役買えれば幸いです。 泣けて、笑えて、生きる力が湧いてくる――。 感動のノンフィクション介護食ストーリーを、ぜひご覧ください。 ≪主な内容≫ 【第1章】「バカップル」夫婦、がんに直面す 【第2章】まずい食事で体力回復、それって難しくない? 【第3章】「食欲をそそる流動食作り」に挫折寸前…… 【第4章】がんで噛めない夫に愛の「すき焼き」を♪ 【第5章】ダンナよ太れ! 回復は体重増からだ 【第6章】実は焦りと、試行錯誤の日々でもありました 【第7章】ついに職場復帰! 召しませ愛の「流動食弁当」 【第8章】余命四か月、あなたは会社に行きますか? 【第9章】介護食作り、はじめの一歩 【第10章】介護食作り、ココに注意 【第11章】流動食はタテに積む! ? 【第12章】介護食作りをハッピーにする冷凍活用 【第13章】介護食から、新しい家族ごはんが生まれる 希望のごはんレシピ33収録! /希望のごはんハウツー ◆クックパッド ブランディング・広報担当VP 小竹貴子氏 当たり前の日常を、どう過ごしてきたか、どう過ごしていくか。考えるきっかけをくれる本。 著者のクリコさんが病の夫に作る介護食は、毎日食べていた料理がベース。 二人が病と闘いながら、生きる力を信じ、最後まで笑顔で過ごすことができたのは、 それまでの心通い合った日常があったから。料理ってやっぱり素晴らしい。