サイズ
高さ : 2.20 cm
横幅 : 12.80 cm
奥行 : 19.00 cm
重量 : 400.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
AI(人工知能やロボット)の歴史や現状を踏まえながら、AIと人とのかかわりを分析した解説読み物です。AIは人間の仕事を奪うという悲観論でも、夢物語でもなく、冷静に分析します。テクノロジーに偏ったり、感覚に訴える感情論でもなく、AIの在り方を探ります。 本書を貫くテーマは「AI・ロボットは人類を救うか?」です。これに対する著者の考えは、人類を救うためには、「心を持ったAIがカギとなる」というものです。処理能力の向上、扱えるデータの大容量化、テクノロジーの単なる組み合わせだけでなく、脳に近いアーキテクチャの進化が必要になると考えています。 第1部は「心を持つ機械」が古代からどのように扱われてきたかを解説します。第2部は認知科学の視点から、ギリシャ時代の哲学者から現代の量子科学者の「心」のとらえ方がAIにも適用できることを示します。第3部は現在進行中のコンピュータ科学の視点から、AIの実現性を追い求めます。