Gibson J-45・B-25のアジャスタブルサドルを固定サドルに  着脱式コンバーションブリッジ


Gibson J-45・50のアジャスタブルサドル仕様のギターで固定サドルの音も楽しんでしまおうという欲張りなパーツです。

アジャスタブルサドル仕様は固定サドル仕様と若干構造が違いますので、このパーツを装着しても固定サドル仕様と全く同じ音にはなりませんが、それでも固定仕様に通ずる音にはなります。

また、このパーツは完全固定ではないのでいつでも元に戻すことができ、気分によって、または用途によって使い分けることができます。

なお、販売するものはブリッジ部分だけでサドルは別売です。

価格を安く抑えたいなら面倒ですが他で販売されているタスクのテイラーサイズのサドルを
牛骨製サドルが良い場合は当店のテイラー用牛骨サドルをどうぞ。

当店ではギブソン用の牛骨サドルを販売していますのでそちらの方が相性がいいと思われがちですが、ギブソン用のサドルはかなり高さがあり、このパーツに合うようにするには加工が大変です。

そういった点からサドルの高さの低いテイラー用サドルを使用することを前提に本品を製作しています。
なお、テイラー用サドルはギブソン用サドルより厚さも薄いのでギブソン用を本品に装着するには高さ調整だけではなく厚みの調整も必要で、はっきり言って一般の方ではかなりの加工時間を要しますし、加工を多くすればするほど一般レベルでは制度もかなり悪くなります。

このような事を明記してもギブソン用のサドルをセットで購入する方が後を絶ちませんので説明をよく読んでご注文いただければと思います。

ここまで読んでいただけたらかなり興味がある方だと思いますので、長文になりますが詳しく説明します。

まず最初にご注意いただきたいのは
このパーツの厚み(サドルの厚みの部分に相当するところ)は7.45mm前後です。 

穴のサイズには個体差があると思いますが、それでも厚みが足りなくスカスカではこの品の存在理由がありませんので念のため厚めのサイズにしています。

多分ほとんどの愛器より厚いと思うので厚み調整をしはなければならないと思いますが、この品はこのタイプの汎用品という考えで製作していますので、どうかご理解ください。

次に注意する点ですが、
ボディ側のアジャスタブルサドルのネジの受け穴が本体より若干ですが出ている個体があります。
まあギブソンらしいといえますが、撮影に使用したギターは6弦側の受け皿がボディからわずかに出ていました。

もちろん「そんな小さなことは気にしない」という方は問題ではないかもしれませんが、弦の振動をロスなくボディに伝えたいという方は、出っ張っている部分だけこのパーツの底を部分的に削る必要があります。

また、この品とブリッジの高さも個体によって違う場合がありますので、その場合は削って微調整する必要があります。

このように高さ調整をしたり、設置したこのパーツをはずす時にギターの穴にジャストフィットしたときはこのパーツは簡単に抜けないと思います。

外す方法は、トップ板の裏側から受け皿の穴に細いものを差し込んで押せば簡単に外れます。

一応、カーペット用の鋲を附属させます。
鋭利な先端が気になる方はペンチなどで先端を切り落としてください。

カーペット用の鋲は紛失する可能性が高く、もし紛失したら、やはり同じようにカーペット用の鋲を使用するのが妥当で、多分代用するものは他にないと思います。

最後に材質ですが
材はインドローズを使用しています。

なお、この品は当店のオリジナル商品です。
この品を全く同じ商品説明、画像を使用しているショップとも呼べない業者がありますが当店とは全く関係ありません。
もし本当に販売しているのでしたら、たぶん一般客を装って当店から購入して販売するつもりなんだと思います。