XEAL30DE デジタル簡易無線戸別受信機 351MHz登録局 個別受信機もデジタル簡易無線増波に対応(XEAL-30DE)【予約】

 
町内会や自治会、会社や工場など小さなコミュニティで
簡単に情報発信ができる戸別放送システム用の端末です。

2023年秋のデジタル簡易無線チャンネル拡大に対応しました。


・登録局用のXEAL30DEと免許局用のXEAL40DEは、デジタル簡易無線機をマイク代わりにして行う戸別放送を受信するレシーバー兼特定小電力無線トランシーバーです。

・厨房、事務所、工場など環境音が大きい場所ではハンディ機の音が小さくて聞き取れない、デジ簡ハンディ機は外部電源端子が無いから常時受信しづらい…そんなシーンで、大きなスピーカーと1Wの大音量で受信できるモニターとしてもお使いになれます。

・従来のものは2023年秋までに生産を終了、全て増波対応に切り替わります。

本格的な戸別受信機は多機能ですが高価で設置も複雑。小さなコミュニティでは導入が難しいですが、アルインコのXEALシリーズなら価格がリーズナブルで設置も簡単です。

【主な機能】
● 誰でも開設できる免許・資格不要の登録局用XEAL30DEは地域コミュニティ向け、免許局用XEAL40DEは会社、工場、各種施設など法人向けです。(免許局は法人に限り使用可能で無線局免許が必要です。販売店にご相談ください。)
● 設置は電波が受信できるところに壁掛けか据え置きして、ACアダプターをコンセントにつなぐだけです。
● マイク代わりの送信機は携帯型トランシーバーや車載型トランシーバーが使えるので場所にとらわれず運用でき、非常時でも柔軟に対応できます。屋上など高い場所に設置した高性能アンテナを使えば放送エリアはさらに広がります。
● 操作は日本語の音声ガイドがアシスト。ACSHモードとスマホアプリで簡単に初期設定を済ませることができ、台数が多くてもエアクローンで一度にその設定を無線でコピーします。
● 最長5分の放送メッセージを8件まで録音可能。録音したメッセージを特小無線周波数で送信する「録音送信」機能も搭載しました。
● 停電でACアダプターが使えないときは内蔵の単三乾電池(別売・4本)に自動切り替え。外に持ち出して受信するのに便利な折り畳み式ハンドルが付いています。
● 対応する弊社製デジタル簡易無線機を親機にすれば、電源オフでも最大音量で強制受信させることができ、チャイム音「ピンポンパンポーン」をメッセージの前後に鳴らせる拡張機能の「緊急放送」が使えます。
※拡大チャンネルでの放送は親機側も新規格(増波ch対応)の製品が必要です。
● ただ数字や短い単語を読み上げるのではなく、言葉で説明する和文音声ガイダンスを採用しました。
● 特定小電力無線のチャンネルを登録すると、そのチャンネルで別のユーザーと通話ができます。管理者用の「拡張各種設定機能」で切り替えると交互中継対応、VOXその他の機能も搭載する47chの特定小電力トランシーバーとして使えます。(特小トランシーバーモード時は、戸別受信機能は一切動作しなくなります。)

【戸別放送システムに必要な機材】
○町内会や小規模自治会、低層・中層ビル向け(放送エリア:半径2km程度)
・送信機となるハンディタイプのデジタル簡易無線トランシーバー
・必要な台数の戸別受信機
・ACアダプターや充電器がつなげるACコンセント
(オプション)
・トランシーバー用のスピーカーマイク(お使いになるデジタルトランシーバーに対応するもの)

○ さらに広範囲なエリア向け、車載 
・送信機となる車載タイプのデジタル簡易無線トランシーバー
・送信用のアンテナと、その取り付け金具類(放送エリア:アンテナの種類、設置する高さによって大きく変わります)
・必要な台数の戸別受信機
・ACアダプターや充電器がつなげるACコンセント
(オプション)
・基地局にする時は、お使いになるデジタルトランシーバーに対応する直流安定化電源

【対応する送信機】
弊社製RALCWI方式以外のデジタル簡易無線トランシーバー、又は特定小電力トランシーバーであればどのメーカーの物でも送信機としてお使いになれます。但し簡易無線トランシーバーが増波前のときは、本機も増波前の狭いチャンネル範囲でしかお使いになれません。

緊急放送機能は下記の増波対応デジタル簡易無線トランシーバーが対応します。他社製では動作しません。
登録局:DJ-DPS70EKAEMG / DR-DPM60EEMG
免許局:DJ-BU70DEEMG / DR-BU60DEEMG

参考:増波前の機種名=増波前のチャンネル範囲でのみ動作します。
登録局:DJ-DPS70KAEMG / DR-DPM60EMG
免許局:DJ-BU70DEMG / DR-BU60DEMG

※EMG機能を持たない一般仕様製品を既にお持ちであれば、弊社で有償にてプログラム変更できます。戸別受信機をご購入時、販売店にご相談ください。

【アマチュア無線の受信について】
昨今の防災意識の高まりから、一部の自治体で地元のアマチュア無線家と非常時の通信ネットワークを構築されているところがあります。東日本大震災の時も、日本アマチュア無線連盟の要請で弊社を含むアマチュア無線機メーカーが被災地に寄贈した430MHz帯のアマチュア無線機が連絡通信に使われた実績もあります。
本機のアマチュア無線受信機能は、このようなときに地元であらかじめ決めておいた周波数で行う防災・減災のための通信を受信していただく目的で採用したものです。438MHz帯を100kHzステップで10chプログラムしてあるうちの1chを予め登録して使うもので、任意の周波数を登録することはできません。