【「品質追及」に納得 】
バイ オット ロゼ 2023 ドメーヌ オット
ワイン詳細 | |
---|---|
ワイン評価 | サクラアワード2025ゴールド(2023VT)、パーカーポイント91点(2023VT) |
おすすめ料理 | ブイヤベース、アクアパッツァ |
飲み頃温度 | 7 - 10℃ |
おすすめグラス | 白ワイングラス |
栓のタイプ | コルク |
内容量 | 750ml |
《生産者について》
「このワイナリーは徹底的に品質にこだわってワインをつくっています」という言葉は、穿った見方をすれば何とでも言えてしまうので、あまり説得力がありませんよね。しかしこのドメーヌ・オット★に関しては違います。きちんと数字でその品質追及が示されているのです。
まず歩留まり。通常プロヴァンスでは100Lの果汁を得るのに、平均130kgのブドウを搾っているそうです。それをオットでは160kg。つまりブドウにやさしく経営的にはやさしくない手法を、品質のために選択しているのです。
「良いワインはいいブドウから」そのために畑仕事に手間をかけます。1haの畑を1年管理するのに、プロヴァンス平均で200-300人時が必要なところ、オットでは600人時もかけているのです。
その品質の高さがフランス中にみとめられ、1977年にAOCコート・ド・プロヴァンスが認められる一因となりました。
ワイナリー名に表記される星のマーク。それは創設者のオット氏が「星がワイナリーの進むべき道を示してくれる」という信念のもと、ロゴに加えたといいます。
ワイナリーが拡大するなかで、「シャトー・ド・セル」「クロ・ミレイユ」「シャトー・ロマサン」の3つのワイナリーを取得。今でもワイン名として残っています。現在はルイ・ロデレールとパートナーシップを結んでいます。
《このワインについて》
「バイ・オット」はドメーヌ・オットのセカンドワイン的な存在であり、最初の1本として適当な銘柄。
アプリコットやザクロのようなフルーツのアロマに、バラのような花の華やかさ。しっかりドライで辛口なロゼワインですが、果実味にはほのかに甘いニュアンスも。フレッシュな酸味のあとにはわずかな苦みが残ります。
リラックスタイムに飲むのにピッタリで、休日に明るい時間から開けると気分も華やかになることでしょう。