【日本人ならではのカリフォルニアワイン 】
ナカムラ セラーズ ノリア ピノノワール サンジャコモ ヴィンヤード 2022
ワイン詳細 | |
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飲み頃温度 | 13 - 15℃ |
おすすめグラス | ブルゴーニュグラス |
栓のタイプ | コルク |
内容量 | 750ml |
《生産者について》
日本人醸造家の中村倫久氏がつくる「ナカムラ・セラーズ」。彼は元ホテルマンであり、サンフランシスコのホテルに赴任時カリフォルニアワインの魅力に取りつかれて退職。カリフォルニア大学のUCデイビス校で学び、ナパワインカンパニーのハイジ・バレット氏のもとなどで経験を積んで独立します。
そのコンセプトは「日本料理の繊細な味わいに調和するワイン」。日本人の自分ならではのワインをつくるべく、最適なブドウの栽培地区を選びます。
「Noria」はスペイン語で「水車」の意味。そこからは水・自然・生活の基本的なエネルギーが連想されます。そこに「生活の一瞬一瞬を輝かせるワイン」が花火のような存在であるということもかけて、この白い水しぶきが飛んだようなノリアのロゴとなりました。
《このワインについて》
このワインのブドウ供給元であるサンジャコモ・ヴィンヤーズは、昔働いていたアーテッサでの縁もあり、「ノリア」として最初に作るワインに選びました。
ソノマコーストに位置するサンジャコモ所有のロバーツ・ロード・ヴィンヤードのブドウをつかってつくります。ソノマ・マウンテンのなだらかな斜面に位置し、砂や砂利に粘土が混じる水はけのいい土壌です。
中村さんがつくるピノ・ノワールは、果実感がドンと前に出てくるタイプではありません。それでいて酸味が尖ることもなく、まさに「繊細」な味わいに仕上がっています。
《テイスティングノート》
ラズベリーやダークチェリーの上品なアロマに、アニスやトフィー、バラの花のようなニュアンス。口に含めばソフトでやさしい果実味が広がり、柔らかいタンニンとオーク樽の複雑さをじっくりと感じます。控えめながら繊細な酸味が、日本食との相性を予感させます。