ドンコ |
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販売名 | ドンコ |
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学名(※) | Odontobutis obscura (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | ドカン、ドロボウ、ドンカチ、ウシヌスト、ゴオン、コジキマラ |
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分布 | 茨城県と新潟県以西の本州、四国、九州、朝鮮半島 |
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飼育要件 | 最大体長 → 25cm 温度 → 5〜25度 水質 → 中性〜弱アルカリ性 餌 → 生餌、人工飼料 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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種類詳細 | 西日本を主な分布域とするハゼの仲間です。 胴体は円錐型で、頭部の大きさからして短いです。 体色は環境によって変化しますが、黒い横紋や頬に鱗があるのが特徴です。孵化直後から底生生活を始め一生を川で過ごす本種は、日本の淡水ハゼ類でも大型の種で、最大25cmくらいまで成長します。 また日本のハゼ類で、陸封された個体群などを除いて、川と海を回遊しない純淡水性の種は本種と、同属のイシドンコ、およびカワヨシノボリの3種のみです。 本種は完全な淡水性なので飼育下での繁殖例も比較的多いです。 川の中、上流の流れの緩やかな淵などに生息して、日中は石や流木の陰などに潜み、夜間に小魚や甲殻類を食べています。 飼育は容易ですが、魚食性が強い点と同種同士で縄張り争いをする点、他魚のヒレを齧ることもあるので出来れば単独飼育が理想的です。 エサは小魚やエビを与えると良いです。 慣れてくるとクリルも食べるようになります。 |
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飼育のポイント | 日中は物陰に隠れる為、隠れ家を設けると良いです。 水槽から飛び出すことがあるので水槽にはフタを用意したほうが良いです。 |
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混泳の注意点 | 同種他種問わず気の荒い部分を見せます。隠れ家を十分に用意してあげるとよいでしょう。 口に入るサイズの魚やエビは食べられてしまうので、混泳は出来ません。 |
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繁殖 | 繁殖期は4〜7月でオスは黒っぽい体色になり、テリトリーを主張するようになります。 石や流木の下に巣を作り、そこにメスを呼び込んで産卵します。 産卵後はメスは追い回されるようになるので別の水槽に移動すると良いでしょう。 オスが孵化まで面倒をみますが、稚魚が孵化したらオスの親魚も別水槽に移動します。 稚魚が小さいため初期試料が非常に難しく、インフゾリアや水槽内に自然発生する微生物が必要です。 繁殖期にはオスが「グーグー」と鳴く行動が観察されます。 |
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