pH値で電源制御可能 FUKUROWコントローラー

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メーカー:アクアギーク

pH値で電源を制御可能!

pH値で電源制御可能 FUKUROWコントローラー
対象淡水・海水両用
特徴●水槽のpHをリアルタイムで制御・確認ができるpHコントローラーです。
●電源コントローラーにはpH値でON/OFFする電源を1個口装備しています。設定したpH値で、電源コントローラーに接続した機器を作動させたり、停止させることができます。
●一定値以上の検知・一定値未満の検知の両方が可能です。
●付属のホルダーで簡単に設置でき、消耗品のpHエレクトロード(ガラス電極)と校正液(pH7.00/4.01)も付属しています。
●防塵防滴カバー内には、校正ボリューム(2点校正)および、汎用性の高いBNC電極を装備しています。FUKUROWがあなたの水槽のpHをしっかり監視し表示してくれます。

【使用例】
●水草水槽でCO2添加を電磁弁でコントロール
例えば、レギュレーターからのCO2添加を電磁弁でコントロールする場合、設定値を6.5にしてHI側にすると、pH6.5以上の値で電磁弁が作動し、CO2添加が始まります。
このように設定値以上でCO2を添加するようにすれば、常時pH変動の少ない添加が可能になります。
すなわち、飼育水のKH値を調べて理想のCO2濃度になるようにpH値を設定すれば、添加量や添加時間を気にする必要がなくなります。

●カルシウムリアクターのpH管理
Caリアクターのリアクターチャンバー内は、Caメディアを溶かすために、内部にCO2を添加してpHを低くしますが、必要以上に添加すると飼育水のpHが下がりすぎてしまったり、溶存CO2が流出して水槽のバランスを崩す危険があります。
例えば、エレクトロードの差込口を装備したリアクターに取り付けて、CO2レギュレーターを電磁弁で添加コントロールできるようにし、設定値を6.8HIにすると、カウンターの添加量を多めにしても必要以上にチャンバー内にCO2が添加されないので、生産水を増減しても自動的にCO2の添加量が調整され、リアクターの取扱いが簡単になります。

●pH低下の抑制
LO側を利用することで、pH低下を抑制することができます。
例えば、ドージングポンプによるバッファー剤(pH上昇剤)の投与や自動換水システムなどを構築して電源コントローラーに接続すれば、設定値よりpHが低下した場合に自動で作動させることができます。
セット内容●測定器 ※コード長:1.8m
●測定器ホルダー
●pHエレクトロード(電極) ※コード長:2m
●エレクトロードホルダー
●精密ドライバー
●pH7.00校正液
●pH4.01校正液
●電源コントローラー ※コード長:1.7m
仕様●測定範囲/分解能:〜14pH/0.01pH
●精度(25℃):±0.1%(校正後)
●校正:pH7(ゼロ)/pH4or10(スパン)
●制御範囲:3.5〜10.5pH
●対象温度:0〜50℃
●限界湿度:90%RH
●電源:AC100V
●消費電力:2W
●最大出力:500Wまで
●寸法:測定部130×70×20mm
     電源部117×83×43mm
ご注意※pH測定精度維持のため、定期的な校正を実施されるようご注意ください。
※直射日光のあたる場所や、屋外などの変化が激しい場所に設置や保管をしないでください。
※完全防水ではありませんので、水中や水滴がかかる場所および過度に湿気が多い場所でのご使用を避けてください。
※ガラスの電極は破損しやすいので、落下などによる衝撃に注意してください。また指などで触ったりすると異物が表面に付き、正確な測定ができなくなる可能性がありますので、電極を触らないでください。
※本品の接続コネクターにpH以外のエレクトロードやBNC規格以外のものを改造して取り付けないでください。
※電圧不足により正常に作動しないことがあります。その場合は安定した電源に接続してご使用ください。
※必ず交流(AC)100Vの電源でご使用ください。タコ足配線は電圧低下の原因です。
※静電気を発する器具や照明器具の安定器など電磁波を発する機器はなるべく本品から離してご使用ください。
※飼育生物の病気、死亡、水質変化などのトラブル、また自然災害、あるいはご使用者の過失による破損事故などの補償は一切致しませんので、予めご了承下さい。

【エレクトロードの交換時期と保存方法】
●エレクトロードは消耗品です。使用開始から約1年を目安に交換してください。
●一時的に保管する場合は、ガラス電極の保護キャップ(白いボトル)に保存液(3.3mol塩化カリウム溶液)を半分ほど入れ、ガラス電極に差し込んでください。電極が乾燥してしまうと再使用できなくなります。
※塩化カリウム溶液が手に入らない場合は、蒸留水で代用してください。