| レックスゾウカブトムシ | |
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| 販売生体について | 累代:CB 産地:ペルー イキトス産 ※2025年7月下旬割り出しの個体になります。 ※メスのサイズは約73ミリの個体です。 ※こちらの商品はB品の為フセツ麻痺、フセツ欠け、ツノ曲がり、翅ズレ等のいづれかが生じている個体となります。 |
| 別名 | アクティオンゾウカブト、アクタエオンゾウカブト、アクテオンゾウカブト |
| 学名(※) | Megasoma rex (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
| 生息地 | エクアドル東部、ペルー東部 |
| 成虫寿命 | 活動開始後4ヶ月〜10ヶ月 (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
| 飼育要件(※) | 飼育温度: 20〜28℃ 産卵形態: マット産み(完熟発酵マット) 幼虫飼育: 完熟発酵マット 幼虫期間: 2年〜3年 羽化後休眠期: 1.5〜3ヶ月 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
| どんな種類? | 南米ペルー、エクアドルに分布する最大級のゾウカブトで、全身漆黒の体と、頭角と平行に伸びる太い胸角が特徴です。 以前はアクティオンゾウカブト と呼ばれ、こちらの名前が有名でしたが、分類が見直され南米西部の個体群はレックスゾウカブトとして新種記載されました。 幼虫期間が長く成虫は短命ですが、産卵数が多く幼虫が育てやすく非常に大きくなることから、幼虫飼育を楽しむことができるグループです。 大型のオスでは200gを越すような巨大な幼虫となり、そのサイズには驚かされます。 飼育自体は容易ですが、幼虫期間がゾウカブトの中でも長く、羽化ズレも起こしやすい点は注意が必要です。 幼虫から育てる場合は羽化ズレを抑えないと累代が難しくなってしまいます。 性格はエレファスゾウカブトなどに比べると闘争心が強く、ペアでの同居も不可能ではないものの基本的には別のケースを用意したほうが良いでしょう。 活動開始後の成虫は非常に大食漢でエサが切れないように注意が必要です。 活動開始後の寿命が短いため、ブリードは後食を確認したらすぐ行いましょう。 以前はアクティオンゾウカブトとして分類されていましたが、南米西部 ペルー、エクアドルに分布するものはレックスゾウカブトと新種記載されました。 南米東部 ブラジル、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、ギアナ(フランス)に分布するものは、引き続きアクティオンゾウカブトとされます。 従来、アクティオンゾウカブトとして入荷してきたものはほとんどが南米西部 ペルー、エクアドルであるため、今後はレックスゾウカブトが流通の主流となるでしょう。 良く似たマルスゾウカブトやラミレスゾウカブトとは、体のツヤの有無、胸角の形状から区別が可能です。ツヤ消しで太い胸角を持つものが本種です。 |
| 繁殖 | 繁殖は外国産カブトムシの中でも簡単な種で、産卵数も50〜100個と多いことから簡単にブリードを楽しめます。 成虫は短命なため、後食を開始して数週後、早めにブリードを開始する必要があります。 大型種なので衣装ケースなどの大きなケース、良質な完熟発酵マットを使用します。 幼虫期間が長いため気長に飼育する必要がありますが、まめな管理をしなくても100mm程度の個体を羽化させることは可能です。 大型個体の羽化には低温管理と良質なマットがポイントですが、大型のオスは羽化に3年近くかかることから、2年程度で羽化するメスと羽化時期のずれがネックとなります。 羽化ズレを減らすには大型のケースで幼虫の多頭飼育や、オスを高温、メスを低温で管理し、温度差をつけることで成長差を少なくする方法が一般的です。 オスでも頭角がそれほど長くないため、幅30cmと中程度のプラケースで蛹化させても問題ありません。 |
| 亜種 | ― |