アメイロイボイモリ |
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販売個体について | CB個体 ※両生類の仲間は体表に微弱な毒を持っています。触ったあとは必ず手を洗い、目などをこすらないようにご注意ください。 ※お送りする個体は、体長9.5〜15cm前後のものとなります。 ※若干の指欠け、指や尾の再生不良はご容赦ください。 ※個体の大きさ、色合い、模様、雌雄の指定についてはお受けできません。ご了承ください。 |
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別名 | モトイボイモリ、ベルッコサスイボイモリ、ベルコサスイボイモリ |
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学名(※) | Tylototriton verrucosus (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | 中国(雲南省) |
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飼育要件(※) | 最大全長 → 20cm 温度 → 幼体:10〜25℃/成体:25〜28℃ 水質 → 中性 餌 → 人工飼料、生餌
総合難易度 ★★★☆☆
※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 中国の雲南省に生息しているイモリ科(Salamandridae)の仲間です。以前まではミナミイボイモリと同種として扱われてきましたが、近年、ミナミイボイモリとは別種として扱われるようになりました。体色はミナミイボイモリも淡く、全体的にくすんだ褐色をしており、頭部から尾部先端にかけて入るラインや体側面のイボ状の突起はより明るいオレンジ色で目を引きます。体色の他にも、イボの数がミナミ・イボイモリよりも少ないことでも区別することができます。鮮やかな色合いから人気が高く、ペットとして愛されている生き物です。 初夏から夏にかけてはほとんど水中で生活しており、主に倒木の下などに隠れて生活しています。インパクトの強い体色をしていることから人気の高い種類です。 |
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飼育のコツ | 現地では、標高の高い地域(1000〜2500m)の水辺付近の林などに生息していますが、低温を好む他の有尾類とは異なり、陸上後の成体は比較的高温を好むため、26℃以上をキープできるように飼育する必要があります。低温になると鼻水を垂らして喉が腫れてしまう症状になるため、冬場はパネルヒーターなどで加温をしてあげるとよいでしょう。成体時は、基本的に陸上で生活する為、テラリウムで飼育します。大磯や赤玉土などを敷き、その上に水で戻したミズゴケを敷きつめます。ケース内には植木鉢などでシェルターを設置してあげてください。またシャーレなどを設置し、多めに水で湿らせたミズゴケなどを入れておくと良いでしょう。高温や極端な低温に弱いため、温度管理には注意が必要です。
餌は、コオロギやワーム、慣れればレプトミンなどの人工飼料も食べるようになります。 |
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多頭飼育の注意点 | 複数飼育が可能です。サイズに差がある場合や空腹時にはケンカすることがありますのでご注意ください。 |
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繁殖 | 現地では、冬が終わり春先になると繁殖行動を開始します。水中で求愛をするため、繁殖を狙う場合はケース内に体高の2倍程度の水深がある水場を用意し、陸地と自由に行き来できるようにしましょう。水中で交接したメスは水場との境にあるコケなどに卵を産み付けます。その後、卵からふ化した幼生は水中へ飛び込み、ミジンコなどを餌にして成長します。 |
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その他 | ※生態系の破壊につながるため、飼育している生体は決して逃がさないようにご注意ください。 ※両生類の仲間は体表に微弱な毒を持っています。触ったあとは必ず手を洗い、目などをこすらないようにご注意ください。 |
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