アルケスツヤクワガタ | |
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販売個体について | 累代:WF1 産地:フィリピン 南カマリネス州 Mt.イサログ産 羽化日:オス2025年2月、メス2025年1月 ※ブリード個体の為、微小なディンプル(凹み)がある場合がございます。予めご了承ください。 ※メスのサイズは、フリーとなります。 |
別名 | ― |
学名(※) | Odontolabis alces (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
生息地 | フィリピン(ルソン島、ミンドロ島、ミンダナオ島、カタンドゥアネス島、マリンドック島) |
成虫寿命 | 5ヶ月〜8ヶ月(成熟まで2〜3ヶ月) (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
飼育要件(※) | 飼育温度: 20〜25℃ 産卵形態: マット 幼虫飼育: 完熟マット 幼虫期間: 10ヶ月〜1年半 羽化後休眠期: 1〜2ヶ月 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
どんな種類? | ツヤクワガタの中でも大型で迫力のある種です。漆黒のボディは、他のツヤクワガタと同様に上翅美しいツヤを持ちます。 長歯型、中歯型、短歯型があり長歯型の個体は先端部以外の内歯がなく、太く湾曲した大アゴがたくましい印象を与えます。 気性が荒いのでオスとメスは分けた方が良いでしょう。産卵、幼虫の飼育には良く発酵したマットが適し、使い古したマットでやや土化したものを使う必要があります。 |
繁殖 | 本種はツヤクワガタの中でもブリードが容易で、産卵が始まると爆産することが多く、ツヤクワガタのブリードの入門種といえます。 ツヤクワガタの仲間は産卵木等には産卵をせず、カブトムシのような産卵セットを用います。 発酵の進んだ微粒子マットをケースの底から3cm程硬く詰め、後はマットを10cm程軽く敷くだけで十分です。 基本的にはバラ撒き型の産卵を行うので、産卵木は不要でマットの質が重要です。 産卵させるのが難しい種も多いですが、産卵すれば非常に産卵数が多いのが特徴です。 幼虫はカブト用の発酵マットが適しています。幼虫はマットの中を穿孔しないで、その場で居座って居食いをします。 マットの入れ替えに弱く、マットを全て交換すると死んでしまうことも少なくありません。 また、幼虫は非常に大食漢で、大型種の3令幼虫はかなり大きくなります。 大き目のプラケースやボトルで飼育し、マットは減った分だけ足していくと良いでしょう。 3令後期になって土繭を形成したら土繭を壊さないように注意が必要です。 土繭を壊してしまうとそのまま死んでしまうことが多く、羽化までこぎつけても羽化不全しやすくなります。 また、土繭を形成したら土繭内の湿度が上がり過ぎないように、土繭をそのままマットから露出させて乾燥気味にすると羽化不全を防ぐことができます。 大型個体の作出は良質なマットと低温飼育がポイントです。 普通に育成しただけでは長歯型を得るのは難しく、低温管理でじっくり育てないと体だけ大きい短歯型の個体になりやすいです。 マットには他のクワガタで使用した菌糸ビンの食べカスを混ぜてやり、3令の期間をじっくり時間をかけて育てることがポイントです。 オスはこの場合羽化までに2年程度を要し、メスとの羽化ズレが起こるので注意が必要です |
亜種 | ― |