ペレンヒラタクワガタ | |
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入荷日 | 2025年4月4日 |
販売個体について | 累代:WC 産地:インドネシア ペレン島 Mt.Matoa産 ※画像のオス個体は75mmです。 ※ワイルド個体の為、小キズ、アゴのヘコミ、多少のツメ・触角・アゴ先の欠け等はご了承下さい。 ※メス個体はフリーサイズです。 |
別名 | ― |
学名(※) | Dorcus titanus typhon (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
生息地 | インドネシア(ペレン島西部) |
成虫寿命 | 活動開始後1年半〜2年半(成熟まで3ヶ月) (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
飼育要件(※) | 飼育温度: 15〜25℃ 産卵形態: マット、材産み(柔らかめの材) 幼虫飼育: ヒラタケ菌糸ビン、発酵マット 幼虫期間: 6ヶ月〜1年 羽化後休眠期: 1〜2ヶ月 総合難易度 ★☆☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
どんな種類? | 東南アジア一帯に広く生息する大型ヒラタクワガタの代表ともいえる人気種です。 100mmに到達する大きく太い体は迫力と重厚感に溢れています。大アゴは地域によって内歯の位置が上下し、内歯が下方に位置する“内歯下がり”の個体は横幅があることから特に人気です。 流通量の多いベンクール産は内歯上がりのものが多いですが、内歯が中ほどから下方に見られる個体も見られます。アチェ、パダン、リアウ産は内歯下がりが多く、特に横幅のあるアチェは人気の産地になっています。流通量も多く飼育が容易、大きなサイズと大アゴのコレクション性の高さなど、初心者から飽きずに楽しめる種です。 ヒラタクワガタの仲間はオスの気が荒くメスが殺されてしまうことがあるため、交尾時以外はオスとメスを分けて飼育すると良いでしょう。冬場の低温には弱いので温度管理が必要です。 |
繁殖 | 繁殖はヒラタクワガタの一般的なセットで問題ありません。多湿で柔らかい産卵木を好みます。柔らかめの産卵木と産卵に適したマットであれば容易に産卵し、産卵数も多いです。成長スピードも速く、活動開始、成熟までの期間が他の大型ドルクスに比べて短いので、サイクルが非常に早くて累代を続けることも非常に容易です。 幼虫は菌糸ビン、マットの両方で育成できます。菌糸ビンでは大型個体を得ることができますが、非常に成長が早く大きくなるため、大きい菌糸ビンを使う必要があります。 特にオスの3令幼虫はかなり大きな菌糸ビンを使う必要があり、2L〜3Lの大きな菌糸ビンが必要になります。大型個体では蛹室がかなり大きくなるためそれに見合ったサイズ菌糸ビンを使ってください。 蛹化が始まる前に大きなビンに発酵マットを詰めたものに移動すれば羽化不全も防げます。 大型個体の作出にはやや低めの温度で育成すると良いでしょう。菌糸ビンは少し交換を遅らせて、菌糸ビンの中身を食べ終わってもしばらくそのままにしておき、マットを食べさせたほうが良い結果を得やすいです。 オスはとにかく大きなビンに入れて、大きな蛹室を作れるようにしてあげる必要があります。 |
亜種 | ― |