トカラノコギリクワガタ |
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販売個体について | CB 累代数不明 オスメス共に2024年9月羽化の個体です。 休眠中の個体となります。 |
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別名 | ― |
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学名(※) | Prosopocoilus dissimilis elegans (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | トカラ列島(悪石島、口之島、中ノ島、諏訪之瀬島、臥蛇島) |
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成虫寿命 | 活動開始後2ヶ月〜3ヶ月 成熟期間 春に羽化した個体ではその年の夏〜秋には活動します。 夏以降に羽化した個体は1年休眠します。 |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 15〜25℃ 産卵形態: マット産み、材産み(柔らかめの材、発酵の進んだマット) 幼虫飼育: 発酵マット、菌糸ビン 幼虫期間: 10ヶ月〜12ヶ月 羽化後休眠期: 7〜12ヶ月 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 美しい体色を持つトカラ列島産のノコギリクワガタです。 アマミノコギリの亜種とされ、黄色身を帯びた美しい体色が特徴的です。 体色は個体差もあり、明るい黄色の個体から黒化型の個体も知られ、美しい体色を持つ日本産のノコギリクワガタの中では最も大型になります。 大アゴの形状や色彩には各島ごとに僅かに変異が見られ、中之島のものは大アゴが細長いことからサイズが大型になり、明るい体色を持つ個体が多いことから人気の産地です。 悪石島産の個体は大アゴの湾曲が弱く短い傾向がありオレンジ色が強い傾向が見られます。 飼育、繁殖は容易で、本土ノコギリと同様の飼育方法で問題ありません。 |
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繁殖 | 産卵はノコギリクワガタの基本的なセットで問題なく、微粒子の発酵マットをケースの底から3cm程硬く詰め、その上に足場になる産卵木を入れてその上から深くマットを被せてあげます。 マットの湿度はやや高めがよいでしょう。 幼虫は発酵マットでの飼育が適し、約1年ほどで羽化します。 本土ノコギリと同様に羽化した成虫はそのまま冬を越して翌年に活動を開始します。 大型個体の作出は良質なマットを使用する必要があります。国産のノコギリクワガタの仲間は大型個体を得るのがやや難しく、60mmを越す長歯型を作出できれば十分に大型といえるでしょう。 |
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亜種 | 奄美大島、加計呂麻島産基亜種(アマミノコギリ) ssp.dissimilis 沖縄本島産(オキナワノコギリ) ssp.okinawanus トカラ列島産(トカラノコギリ) ssp.elegans 徳之島産(トクノシマノコギリ) ssp.makinoi 沖永良部島産(オキノエラブノコギリ) ssp.okinoerabuanus 久米島産(クメジマノコギリ) ssp.kumejimaensis |
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