アスタコイデスノコギリクワガタ ベンクール産 幼虫(初〜2令)(1匹) |
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販売名 | アスタコイデスノコギリクワガタ |
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学名(※) | Prosopocoilus astacoides (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | フタテンアカノコギリクワガタ、アカノコ |
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生息地 | インド、ネパール、モンゴル、中国南東部、マレー半島、インドネシア |
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体長(参考) | オス: 29〜90mm メス: 29〜33mm |
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成虫寿命 | 活動開始後3ヶ月〜6ヶ月 (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
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飼育要件 | 飼育温度: 20〜25℃ 産卵形態: マット、材産み(柔らかめ) 幼虫飼育: 発酵マット、菌糸ビン 幼虫期間: 6ヶ月〜12ヶ月 羽化後休眠期: 1〜3ヶ月 総合難易度 ★★☆☆☆ ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 鮮やかな赤い体色が美しいノコギリクワガタです。前胸背板の縁に1対の黒紋があることから、フタテンアカノコギリとも呼ばれ、日本のノコギリクワガタに比べ大アゴは直線的で、頭部に2つのこぶを持ちます。 生息域が広く、多くの亜種が知られ、様々なバリエーションが見られコレクション性の高い種です。飼育、繁殖共に容易で、美しい体色が楽しめ、外国産ノコギリクワガタの入門種といえるでしょう。 一般に流通するのはジャワ産が多く、赤い体色とやや黄色味を帯びた上翅が特徴的です。マレー半島産のものは大型になることが知られ、90mmに達する個体も知られています。 流通は少ないですが、台湾、モンゴル産の個体は黄色味の強い美しい体色を持ち、大アゴは直線的でややスマートになります。 転倒防止に木端などを入れておく必要があります。小型種であってもオスは意外に気が荒いのでメスと分けたほうが良いでしょう。 |
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繁殖 | 産卵はノコギリクワガタの基本的なセットで問題なく、微粒子の発酵マットをケースの底から3cm程硬く詰め、その上に足場になる産卵木を入れてその上から深くマットを被せてあげます。 マットの湿度はやや高めがよいでしょう。幼虫は発酵マットでの飼育が適し、菌糸ビンはそれほど効果が高くありません。成長のサイクルも早く、そこそこの容量のボトルを用いれば長歯型が容易に作出できます。 大型個体の作出は良質なマットを使用し、低めの温度でじっくり育成すると良いでしょう。この場合オスは羽化まで10ヶ月〜1年程度かかります。 |
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その他 | ― |
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亜種 | インド北東部、ネパール、ブータン産原名亜種 | ssp.astacoides | インド東部産 | ssp.castaneus | ベトナム産 | ssp.karubei | 中国南部産 | ssp.dubernardi | モンゴル、台湾産 | ssp.blanchardi | スマトラ、ニアス島、マレー半島産 | ssp.elaphus | ジャワ島産 | ssp.cinnamomeus |
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