ミズカマキリ ペア |
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販売生体について | WC個体 ※個体の大きさ、色合い、模様、雌雄のご指定はできませんので予めご了承ください。 ※野外採集個体の為、多少のフセツ欠け等はご了承ください。 |
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別名 | 水蟷螂 |
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学名(※) | Ranatra chinensis (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | シベリア、韓国、中国、台湾、東南アジア 日本 ― 北海道、本州、四国、九州、南西諸島 |
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体長(参考) | 40〜45mm |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 10〜25℃ 産卵形態: 水辺の土、苔 幼虫期間: 2ヶ月 羽化後休眠期: 1週間 総合難易度 ★★★☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 大型の水生カメムシの仲間です。細長い体とカマキリのような腕、体長と同じほどの呼吸管が特徴的です。池や沼、水田などに生息しており、やや水深が深い場所の水草などに捕まりエサがくるのを待ち構えます。長崎県や福岡県では絶滅危惧種として扱われていますが、現在も水辺で比較的見かける機会の多い水生昆虫です。日本には近縁種として、ヒメミズカマキリ、マダラアシミズカマキリが生息していますが、どちらも本種に比べ小型な事から見分けることが出来ます。 本種は、鋭い前肢で小さい魚や水生昆虫等を捕獲し、口針を刺して消化液を注入し体外消化して吸収します。細い体とは裏腹に大人のメダカでも襲って捕食してしまうようです。過密でなければ複数匹飼育することが可能です。水質悪化にも比較的強く、飼育しやすい種です。 飼育は飛翔するため、フタが必要です。水底から呼吸器が水面に出る程度の水深となるように調整しましょう。水深が深くなる場合は水中に足場となる水草や、枝、流木を用意しましょう。強い水流は好みません。冬眠については良く分かっていませんが、ヒーター等を使用しなくても屋内であれば問題なく水中飼育が可能です。 |
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繁殖 | 産卵期は5月〜8月。水中ではなく水辺の湿った土などに産卵します。飼育下ではプラケースに浅めに水をはり、一部で水上に出る程度土を盛るようにするとよいでしょう。交尾したメスは2〜3mm程度の卵を10個程土に産み付けます。卵は1週間ほどでふ化し、大人の体をそのまま小さくしたような幼虫が誕生します。幼虫の管理は成虫と同様で大丈夫ですが、幼虫同士は共食い性向が強いので、出てきたら個別に分けます。餌は成虫と同じように小さめの生きた魚などを食べます。 |
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その他 | ― |
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