リーガルジャンピングスパイダー | |
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販売生体について | CB個体 ※お送りする個体は、全長8.5〜16.0mm程度となります。 ※画像は、オス個体のイメージです。本品は、若い個体を撮影しているため成熟した個体とは異なります。 ※脚部の欠損個体も含まれます。また、欠損があった場合、脱皮を繰り返すことで再生する場合があります。そのため、若干脚の長さが異なる個体を発送させていただく場合もあります。 ※個体の大きさ、形状、色合い、模様のご指定はお受けできません。予めご了承ください。 |
別名 | リーガル、グリーンファング、ブルーファング |
学名(※) | Phidippus regius “green fang” (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
生息地 | アメリカ南部〜フロリダ半島、カリブ諸島沿岸 |
体長(参考) | オス:18〜26mm メス:2.0〜3.0mm |
飼育要件(※) | 飼育温度: 18〜25℃ 飼育湿度: 70%前後 産卵形態: 卵 エサ: 昆虫などの活き餌 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
どんな種類? | 本種は、オス個体は体色がアダンソンハエトリグモのようにシルバーとブラックを基調とした上品な色彩で口元にある顎(アゴ)はメタリックグリーンが美しく、また、メス個体はやや腹部が大きく発達し全体的にピンクがかった体色でアゴはメタリックワインレッドと対照的な色彩となります。生息地は、アメリカ大陸から中米にかけて見ることができ、現在ではCB個体の流通が盛んです。日本では、まだブリードによる流通は盛んではないため、輸入CB個体がほとんどとなります。 フィディップス属(Phidippus)のハエトリグモで、国内生息種に比べて体は大きく、3cm近くなる個体も存在します。その名の通り、「リーガル」と名付けられているように「王様」の風格を感じさせるハエトリグモで、日本に生息する種類よりも大きいことからもその名を感じることができます。種としては、体色は黒くシルバーの縞模様があり、ほとんどのオスにはメタリックグリーンの顎がありますが、稀にメタリックブルーの個体も存在します。 なお、飼育下では水分の供給が長期飼育のポイントとなり、たっぷりと水分を含んだ1cm四方のスポンジなどを用意してあげると給水させることができます。 ハエトリグモの仲間の多くは、身を守るために繭状の蜘蛛の巣を張りますが、罠となる円網などは張りません。腹部先端にある糸疣(シユウまたはイトイボ)から糸を伸ばし、万が一、落下しても糸を巧みに使いこなし、ぶら下がりながらゆっくりと降りてゆくことができます。歩脚(第一脚)を器用に使いショウジョウバエなどの小型昆虫を捕まえることができます。 |
繁殖 | ブリードの情報はほとんどありませんが、雌雄での飼育下では交尾行動後、数週間で玉状の繭を張り卵を産卵します。孵化しますと親グモと同様の姿の赤ちゃんが出てきます。玉状の繭を作り出したら親とは離して管理すると良いでしょう。 餌は、個体よりも小さな昆虫がお勧めです。フライトレスのショウジョウバエやイエコオロギの初令(ピンヘッド)などを与えると良いでしょう。寒くなると活動しなくなるため、20℃〜25℃をキープして上げるように注意してください。 かなり小さな生物のため、プリンカップなどに1mm程度の通気穴を開けて飼育することが望ましいです。 |
その他 | ― |