クビキリギス メス | |
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販売生体について | 累代:WC ※お送りする個体は、体長約4〜5cm程度のものとなります。 ※ワイルド個体の為、小キズ、1か所程度のツメ欠けもしくはフセツ欠けはご了承下さい。 |
別名 | 首螽斯 血吸いバッタ クビキリギリス |
学名(※) | Euconocephalus varius Euconocephalus thunbergi (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
生息地 | 中国 日本 ― 本州(東北南部以南)、四国、九州 |
体長(参考) | 50〜65mm |
飼育要件(※) | 飼育温度: 15〜25℃ 飼育湿度: 30%前後 産卵形態: ススキなどの枯れ枝に産卵 成虫寿命: 約2ヶ月 エサ: イネ科植物、レタス、野菜類、熱帯魚の餌など、雑食性。水分切れとタンパク質不足に注意。 総合難易度 ★★★☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
どんな種類? | 本州(東北南部以南)、四国、九州に生息する、キリギリスの仲間です。初夏から秋にかけて「ジーーー」と連続した大きな声で鳴き、ススキ等のイネ科の植物が生えた草原では一般的に見られます。 尖った頭部と細身の体を持ち、赤い大きな口アゴから“血吸いバッタ”等とも呼ばれますが、実際には血を吸うことはなく、大きく強いアゴで他のキリギリスの仲間が食べられない、イネ科植物の硬い葉や、種子のついた穂を食べています。 アゴが強いため何かに噛み付かせて引っ張ると首が千切れてしまう事が本来の名前の由来といわれています。他のクサキリの仲間に比べ、本種のほうがより尖った頭部を持つ事や、口アゴの赤味が強い事で判別可能です。 キリギリスの仲間では珍しく成虫は春から秋に見られ、秋に成虫になった個体はそのまま越冬して5月頃に産卵し、孵化した幼虫は秋に成虫になります。 飼育は容易ですが、エサはイネ科植物を好み、野菜類の他に、ドッグフードや観賞魚のエサを与えると良いでしょう。メス個体は剣状の産卵管をもっておりオスメスの判別は容易です。 |
繁殖 | コオロギやスズムシなどに比べ、比較的繁殖は難しいと言われています。イネ科植物の茎と葉の間や根に産卵します。 薄い発泡のパック容器などを代用する事も可能です。翌春になると卵からふ化してくるので餌や水を切らさないように管理しましょう。 |
その他 | ― |
亜種 | ― |