国産ヒラタクワガタ |
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販売生体について | ワイルド個体の為、小キズ、アゴのヘコミ等はご了承下さい。 |
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別名 | ― |
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学名(※) | Dorcus titanus pilifer (Dorcus platymelus pilifer) (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | 本州、四国、九州、種子島、屋久島 |
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体長(参考) | オス: 30〜72mm メス: 30〜41mm |
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成虫寿命 | 活動開始後1年半〜2年半(成熟まで3〜6ヶ月) (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 15〜25℃ 産卵形態: マット、材産み(柔らかめの材) 幼虫飼育: ヒラタケ菌糸ビン、発酵マット 幼虫期間: 6ヶ月〜1年 羽化後休眠期: 1〜3ヶ月 総合難易度 ★☆☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 平地から低山地に見られ、オオクワガタに次ぐサイズを持つ国産ドルクスとして人気の種です。 雑木林、河川敷のヤナギや防風林、公園のカシ等で見られます。 関西以西では生息数も多く大型個体も見られますが、関東以北では生息数が少なく、小型個体がほとんどです。 一般にはオスメス共にツヤのある上翅が特徴で、大アゴは根元より1/3程のところに大きな内歯を持ちます。 九州北部ではツシマヒラタに似た大アゴを持つタイプも知られています。 飼育は容易で長寿な種です。ヒラタクワガタの仲間はオスの気が荒くメスが殺されてしまうことがあるため、交尾時以外はオスとメスを分けて飼育すると良いでしょう。 |
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繁殖 | 繁殖はヒラタクワガタの一般的なセットで問題ありません。多湿で柔らかい産卵木を好みます。 幼虫は菌糸ビン、マットの両方で育成でき、菌糸ビン、マット共に水分の多いものを好みます。 マットでも十分に大きく育てることが出来、菌糸ビンの効果はそれほど大きくありません。 大型個体の作出には菌糸ビンの使い方がポイントで、菌糸ビンはやや古くなったものを使用したり、交換時期をわざと遅らせることで効果的に使用できます。 70mmオーバーの大型個体も作出されています。 |
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その他 | ― |
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亜種 | 本州、九州、四国産(本土ヒラタ): ssp.pilifer 八丈島産(ハチジョウヒラタ): ssp.hachijoensis 徳之島産(トクノシマヒラタ): ssp.tokunoshimaensis 沖永良部島産(オキノエラブヒラタ): ssp.okinoerabuensis 奄美大島産(アマミヒラタ): ssp.elegans 石垣島産(サキシマヒラタ): ssp.sakishimanus 沖縄本島、久米島、渡嘉敷島産(オキナワヒラタ): ssp.okinawanus 北大東島、南大東島産(ダイトウヒラタ): ssp.daitoensis 宝島、小宝島産(タカラヒラタ): ssp.takaraensis 対馬、中国北部、朝鮮半島、済州島、珍島産(ツシマヒラタ): ssp.castanicolor 五島列島産(ゴトウヒラタ): ssp.karasuyamai 壱岐諸島産(イキヒラタ): ssp.tatsutai |
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