マンディブラリスフタマタクワガタ |
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販売生体について | ※ワイルド個体の為、小キズ、アゴのヘコミ等はご了承下さい。 |
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別名 | オオキバフタマタクワガタ、オオフタマタクワガタ |
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学名(※) | Hexarthrius mandibularis (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | スマトラ島、ボルネオ島 |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 20〜25℃ 産卵形態: 材産み(柔らかめ) 幼虫飼育: 発酵マット、菌糸ビン 幼虫期間: 6ヶ月〜10ヶ月 羽化後休眠期: 1ヶ月 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | ギラファノコギリと並ぶ世界最大のクワガタです。 学名のmandibularisは大アゴを意味し、その長く大きな大アゴは非常に迫力があり、大型個体では110mmを超えます。 活発で非常に攻撃的な性格を見せ、クワガタの中でも屈指のファイターと言えます。 基亜種より横幅があり大型が多いスマトラ産のものが流通し、中には赤味を帯びた個体や、大アゴの太い個体、大アゴが直線的な個体などが見られます。 フタマタクワガタの仲間はノコギリクワガタに近い種で、他のクワガタに比べ種類数の少ないグループです。 学名の“Hexarthrius”は、触角が6節しかない本グループの特徴を示しています。他にも先端が二又になった大アゴや、大きく発達した頭盾、荒い気性が特徴です。 また、フタマタクワガタの仲間はメスの判別が非常に難しく、同所に生息する種は容易に交雑することから天然交雑個体も見られます。マンディブラリスはセアカフタマタとの交雑個体が知られています。 大きな大アゴでバランスが悪いので転倒防止に木端などを入れておく必要があります。オスは非常に気が荒いのでメスと分けたほうが良いでしょう。 |
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繁殖 | フタマタクワガタの仲間は産卵数が少なく、ブリードのやや難しいグループです。 産卵木の表面が出ている部分に産卵を行い、柔らかめの産卵木が適しています。 幼虫は発酵マット、菌糸ビンのどちらでも育成可能です。 菌糸ビンでは大型個体を作出しやすいですが、発酵マットでも90mm程度の個体は十分に作出可能です。 大型個体の作出は菌糸ビンを使い低めの温度でじっくり育成すると良いでしょう。 この場合オスの羽化が遅れ羽化ズレを起こすので、温度管理などで調整する必要があります。 また蛹室はかなり大きなものになるので、大きめのビンやケースに投入して蛹化させる必要があります。 |
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亜種 | ボルネオ産基亜種 ssp.mandibularis スマトラ産 ssp.sumatranus |
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