(昆虫)サタンオオカブトムシ ボリビア産 幼虫(2〜3令)(1匹) 北海道・九州航空便要保温

昆虫 カブトムシ ダイナステス カブトムシ サタンオオカブトムシ 外国産カブト Dynastes satanas
メーカー:


サタンオオカブト
販売生体について累代:CB
産地:ボリビア産
※お届けするのは幼虫となります。
※オスメスの指定はできません。ご了承ください。
別名サターンオオカブト
学名(※)Dynastes satanas
(Theogenes satanas)
※…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。
生息地ボリビア
飼育要件(※)飼育温度: 18〜25℃
産卵形態: マット産み(完熟発酵マット)
幼虫飼育: 完熟発酵マット
幼虫期間: 1年半〜2年半
羽化後休眠期: 1.5〜3ヶ月
総合難易度 ★★★★☆
※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。
どんな種類?ボリビアのユンガス山脈の極限られた地域に生息するヘラクレスオオカブト属の仲間です。
ネプチューンオオカブトとの近縁関係が多く指摘されており、
この種及びネプチューンオオカブトをヘラクレスオオカブト属とは別のカバイロオオカブト属(Theogenes属)として扱う説もあります。
以前は生息地がはっきりせず、標本も少なく幻のカブトムシとして珍重されていました。
体長は大きなものでも100mmに届くほどの中型種で、漆黒の体と、胸角の裏にびっしり生えた金色の毛が美しく、気品と可愛らしさを持ち合わせています。
標高1800〜2300mに生息していることから20℃ほどの低温での管理が必要で、
幼虫の期間が長いことや、ワイルド個体ではなかなか産卵しない個体も多いことから飼育の難しい面も見られます。
現在ではブリード個体も見られるようになり、温度にさえ気をつければ非常に多産でブリードも容易です。
サタンオオカブトはネプチューンオオカブトと近縁な種で、オスは左右の小さな胸角が無いことから容易に判別が出来ますが、メスは非常に似た外見を持ちます。
標高の高い過酷な環境に適応するためにネプチューンオオカブトが小型化を遂げた種といわれ、2種の間では交雑も可能といわれています。
飼育は20℃程度の温度で行えば容易な種で、性格も温和でオスとメスを分けるのが理想的ですが、同居も不可能ではありません。ブリード個体であればブリードも容易です。
繁殖ブリード個体は容易に産卵し産卵数も50〜100個と多いです。
ワイルド個体からのブリードの場合はメスのあたりはずれが大きく、全く産まないことも多いです。
ブリードには後食開始後数ヶ月経過した、十分に成熟した個体を用いましょう。
卵は孵化率が悪いことが多いので、雑菌やダニなどには注意したほうが良いでしょう。
幼虫期間が長く、オスとメスの羽化時期がずれないように注意が必要です。
夏場の高温も大敵です。大型個体の作出は低温管理と良質なマットがポイントですがメスと羽化時期のずれがネックとなります。
羽化ズレを減らすには大型のケースで幼虫の多頭飼育や、オスとメスで温度管理で成長差を少なくする方法が一般的です。
どちらの方法でもオスは小型〜中型程度のサイズで羽化させて、オスの羽化時期が大きく遅れないように調整することが大切です。
また、3令後期でのマット交換は羽化を早めてしまうことも少なくないので、大型個体を狙うときはマット交換のタイミングにも注意が必要です。
温度が高いと羽化不全を起こしやすいので、20℃程度の温度を保つよう注意が必要です。
亜種