マミジロハエトリグモ | |
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販売生体について | WC個体 ※お送りする個体は、3〜6mm程度となります。 ※画像は、イメージです。本品は、若い個体を撮影しているため成熟した個体とは異なります。 ※脚部の欠損個体も含まれます。また、欠損があった場合、脱皮を繰り返すことで再生する場合があります。そのため、若干脚の長さが異なる個体を発送させていただく場合もあります。 ※個体の大きさ、色合い、模様のご指定はお受けできません。予めご了承ください。 |
別名 | アルバリア |
学名(※) | Evarcha albaria (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
生息地 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄本島、中国、韓国、ロシア |
体長(参考) | オス:5〜6mm メス:6〜7mm |
飼育要件(※) | 飼育温度: 15〜25℃ 飼育湿度: 70%前後 産卵形態: 卵 エサ: 昆虫などの活き餌 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
どんな種類? | ハエトリグモ科マミジロハエトリグモ属(Evarcha)の代表種として位置づけられ、本種は、オスの方が若干大きく、同種ながらオスとメスの容姿が全く異なる「性的二形」のハエトリグモです。 オスは頭部の眼部付近に帯状の白いバンドがあり顎にも白い毛があり、ブラウン系の体色に対して、はっきりと浮き出るため種の特定が比較的しやすいのに対して、メスは全体的に褐色のため多種との違いから特定が難しいです。また発見自体が難しく自然界ではなかなか見つけることができません。 ハエトリグモの仲間の多くは、人身を守るために眉状の蜘蛛の巣を張りますが、罠となる円網などは張りません。腹部先端にある糸疣(シユウまたはイトイボ)から糸を伸ばし、万が一、落下しても糸を匠に使いこなし、ぶら下がりながらゆっくりと降りてゆくことができます。歩脚(第一脚)を器用に使いショウジョウバエなどの小型昆虫を捕まえることができます。その姿はまるでカニの様です。 本種は、人が暮らす環境にちかしい場所に生息するため、身近な存在です。他のハエトリグモと同様に体毛に覆われモフモフとした質感でまるで「ぬいぐるみ」のような姿をしています。水滴などは体毛の上で玉状になり、稀に頭部の上に「ちょこん」と水玉が乗っていることもあります。活動は、昼間で餌を探しまり立体駆動します。夜間は物陰に眉状の巣を張り寝ています。 |
繁殖 | ブリードの情報はほとんどありませんが、雌雄での飼育下では交尾行動後、数週間で玉状の眉を張り卵を産卵します。羽化しますと親グモと同様の姿の赤ちゃんが出てきます。玉状の眉を作り出したら親とは離して管理すると良いでしょう。 餌は、個体よりも小さな昆虫がお勧めてです。フライトレスのショウジョウバエやイエコオロギの初令(ピンセット)などを与えると良いでしょう。寒くなると活動しなくなるため、20℃〜25℃をキープして上げるように注意してください。 かなり小さな生物のため、プリンカップなどに1mm程度の穴を開けて飼育することが望ましいです。 |
その他 | ― |