タランドゥスオオツヤクワガタ |
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販売個体について | CB オスメス共に2024年8月羽化の個体です。 メス個体はサイズフリーです。 ※ブリード個体の為、微小なディンプルがある場合がございます。予めご了承ください。 ※ブリード個体の為、休眠中の未後食個体をお送りする場合がございます。 繁殖させる場合は、後食を確認してから産卵セット等を組むようお願い致します。 ※種類によって休眠期間は異なる為、商品ページ記載の羽化後休眠期間を目安としてご確認頂くようお願い致します。 ※休眠中の個体を発送させて頂く場合、輸送時のストレスにより状態が悪くなる可能性がございます。予めご了承の上、お求め下さい。 |
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別名 | タランドス |
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学名(※) | Mesotopus tarandus (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | アフリカの中部〜西部、コンゴ周辺 |
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成虫寿命 | 活動開始後1年〜1年半(活動開始後) (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 20〜25℃ 産卵形態: 材産み(カワラ材、カワラ菌床、霊芝材) 幼虫飼育: カワラ菌糸ビン 幼虫期間: 半年〜12ヶ月 羽化後休眠期: 2〜3ヶ月(成熟まで6ヶ月) 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | アフリカ大陸に生息する唯一の大型のクワガタです。黒いダイヤといわれるほど、全身が光沢のある黒に染り、湾曲した大アゴ、鎧のような独特の風貌が美しい種です。以前はブリード方法も不明で、飼育も難しく高価な種でしたが、カワラ菌床によるブリード方法の確立とともに徐々に一般種となりつつあります。威嚇時には体を震わせる面白い行動を見せ、風貌や緑色の卵などの独特の生態が非常に興味深い種です。 本種はその形態などから東南アジアのオウゴンオニクワガタなどに近い種で、メスは非常に良く似た形態をもちます。またカメルーンの西部からは大アゴがやや細いレギウスオオツヤクワガタが知られています。レギウスは本種の亜種とされる場合がありますが、地域変異型とされることがあります。このレギウスからは親と同様の形質を持つ仔が生まれ、はっきりしない分類から種間関係が非常に興味深い種です。 成虫は比較的長寿で飼育しやすい種ですが、非常に大食漢なのでゼリーを切らさないように注意してください。また排泄物も多くマットを良く汚すので鑑賞にはまめなマット交換が必要です。 |
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繁殖 | ブリードは産卵数が少なく幼虫がやや弱い、カワラ菌床の取扱などやや難しい面も多いです。まずは十分に成熟させることがポイントで、羽化後半年ほどたった個体を親にすると良いでしょう。 産卵床として適しているのはカワラ材で、カワラ菌床や菌糸ビンにを入れてそのまま産卵させる方法もあります。メスが気に入ったものを選べるように、これらの産卵床にメスが潜りやすいように穴を開け、ケースに複数入れておくと良いでしょう。メスは産卵が始まると産卵床に長い期間潜ったままになります。産卵が一段落したようならメスを取り出し、産卵床を交換して継続的に産卵をさせると良いでしょう。緑色の大きな卵を産みます。 幼虫はカワラ菌糸ビンでの育成が適しています。初令、2令初期の幼虫は比較的デリケートなので急な温度変化などに注意し、むやみな移動も控えましょう。幼虫は非常に大食漢なので、大き目の菌糸ビンを使うとよいでしょう。羽化までは比較的早く、メスなら半年程度で羽化します。 大型個体の作出は低めの温度管理がポイントです。とにかく良質な菌糸ビンを惜しむことなく使い、幼虫期に十分にエサを食べさせましょう。 |
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その他 | ― |
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