テイオウヒラタクワガタ |
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販売生体について | カタンドゥアネ島産 CBF1個体 2024年7〜8月羽化個体 |
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別名 | ルソンオオヒラタ、ヒガシルソンヒラタ、オーロラオオヒラタ |
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学名(※) | Dorcus titanus typhon (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | フィリピン(ルソン島東部、カタンドゥアネス島) |
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体長(参考) | オス: 32〜105mm メス: 36〜52mm |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 15〜25℃ 産卵形態: マット、材産み(柔らかめの材) 幼虫飼育: ヒラタケ菌糸ビン、発酵マット 幼虫期間: 6ヶ月〜1年 羽化後休眠期: 1〜2ヶ月 総合難易度 ★☆☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | ヒラタクワガタの中でもパラワンオオヒラタに次いで大きくなる種です。 大アゴの内歯は上部に付き、つや消しのボディとパラワンオオヒラタより太い体が迫力満点で、まさしく帝王の名にふさわしいといえるでしょう。 ルソン島東部から得られる個体には内歯が下部に付くものも見られ、体もやや細身な特徴を持ちます。 カタンドゥアネス島のものは内歯が上部に付く形状を持ち、太い体幅が特徴的です。 小さく、孤立したカタンドゥアネス島ではこの形質が安定していることから 、本種のみを指してテイオウヒラタと呼ばれることもあります。 ヒラタクワガタの仲間はオスの気が荒くメスが殺されてしまうことがあるため、交尾時以外はオスとメスを分けて飼育すると良いでしょう。 冬場の低温には弱いので温度管理が必要です。 |
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繁殖 | 繁殖はヒラタクワガタの一般的なセットで問題ありません。多湿で柔らかい産卵木を好みます。 柔らかめの産卵木と産卵に適したマットであれば容易に産卵し、産卵数も多いです。 成長スピードも速く、活動開始、成熟までの期間が他の大型ドルクスに比べて短いので、サイクルが非常に早くて累代を続けることも非常に容易です。 幼虫は菌糸ビン、マットの両方で育成できます。 菌糸ビンでは大型個体を得ることができますが、非常に成長が早く大きくなるため、大きい菌糸ビンを使う必要があります。 特にオスの3令幼虫はかなり大きな菌糸ビンを使う必要があり、2L〜3Lの大きな菌糸ビンが必要になります。 大型個体では蛹室がかなり大きくなるためそれに見合ったサイズ菌糸ビンを使ってください。 蛹化が始まる前に大きなビンに発酵マットを詰めたものに移動すれば羽化不全も防げます。 大型個体の作出にはやや低めの温度で育成すると良いでしょう。 菌糸ビンは少し交換を遅らせて、菌糸ビンの中身を食べ終わってもしばらくそのままにしておき、マットを食べさせたほうが良い結果を得やすいです。 オスはとにかく大きなビンに入れて、大きな蛹室を作れるようにしてあげる必要があります。 |
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亜種 | ― |
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