アイゾメヤドクガエル アラニス |
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販売生体について | CB個体 ※両生類の仲間は体表に微弱な毒を持っています。触ったあとは必ず手を洗い、目などをこすらないようにご注意ください。 ※お送りする個体は、全長約2.0〜3.5cm前後となります。 ※個体の大きさ、形状、色合い、模様、雌雄のご指定についてはお受け致しかねますのでご了承ください。 |
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別名 | ティンクアラニス、アラニス、アラニア |
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学名(※) | Dendrobates tinctorius alanis (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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飼育要件(※) | 最大全長 → 4〜5cm 温度 → 22〜26度 生活場所 → 地上棲 餌 → 生餌(イエコオロギ初令、ショウジョウバエなど) 総合難易度 ★★★☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | スリナムのテーブルマウンテン北部にある「アラニス」という街付近に生息するヤドクガエル科(Dendrobatidae)の仲間です。 狩りに使用する吹き矢の毒として用いられていたことからヤドクガエルの名前がついています。 また、ヤドクガエルの毒は餌として摂取している昆虫から生成されるため、CB個体には毒がないことが知られています。 「アイゾメヤドクガエル アラニス」は、頭部はオレンジ、体色全体の割合は黒地でイエローの独特の模様が入ります。 入荷状況によって、稀に後ろ脚にアズレウスのような濃いブルーに輪紋が入る個体が存在しますが、通常ではほぼ見受けることがないです。 最大全長5cmとヤドクガエルの中では非常に大型になる種類で、飼育下では6cmになるような個体もいるようです。 体色は藍色の地色に黄色や黒の色彩が入るのが一般的ですが、産地によって数多くの地域変異がありその色合いは様々です。 ヤドクガエルの中では大型でショウジョウバエやコオロギの若齢も餌として用いることができます。 性格は臆病で物陰に隠れることが多いため、飼育の際は隠れ家となる植物やシェルターを用いると良いでしょう。 産卵は植物の葉腋に溜まった水や岩の裂け目の水溜りなどに行ないます。本種の親ガエルは卵が乾燥しないように水分を供給したり、幼生が産まれると自らの背中に幼生を乗せて別の水場へと運搬するなど、卵と幼生の世話を行なう変わった特徴を持っています。 非常に美しい本種ですが、環境破壊により生息場所が減り個体数も減少しているようです。 |
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飼育のコツ | 植物を多く用いたビバリウムで飼育するのが一般的です。飼育容器は爬虫類用ケージや小型の水槽が適しています。 底床として肥料分の含まれて居ないピートモスやヤシガラマットを使用するのが良いでしょう。 ココナッツシェルターやヘゴ板などで立体的にレイアウトし、ポトスやクリプタンサスなどの丈夫な植物を植えつけます。 ケース内には水入れを設置してください。 また、体が小さく、餌として与える昆虫も小さなことから、ケージの隙間は隙間テープなどで埋めるようにしましょう。 ヤドクガエルとしては大型の種類なので餌はピンヘッドサイズ以上のコオロギを用いると良いでしょう。 餌やりはほぼ毎日行ってください。また、霧吹も毎日2度程度するようにしましょう。 |
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複数飼育の注意点 | 1つのケースに2〜3匹程度を目安に飼育しましょう。 |
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繁殖 | ヤドクガエルの仲間はスコールを経験したあとに産卵することが多いため、霧吹の量を多くすることなどで産卵を誘発することが可能です。 飼育ケースないにはフィルムケースなどを用いて水が溜まるような場所を作ります。 産み出された卵はそのままにするか、もしくはシャーレなどにとり人工的に管理します。 フ化したオタマジャクシにはスピルリナや植物食用の熱帯魚の餌などを与えると良いでしょう。 約2ヶ月で小さなカエルになり上陸します。 |
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その他 | ※生態系の破壊につながるため、飼育している生体は決して逃がさないようにご注意ください。 ※両生類の仲間は体表に微弱な毒を持っています。触ったあとは必ず手を洗い、目などをこすらないようにご注意ください。 ※館林店で展示販売しておりますため、店頭で売り切れる場合がございます。予めご了承ください。 |
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