モツゴ | 販売名 | モツゴ |
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学名(※) | Pseudorasbora parva (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | クチボソ |
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分布 | 日本全土 台湾、中国、朝鮮半島、アムール地方 |
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飼育要件 | 最大体長 → 11cm 温度 → 5〜30度 水質 → 中性〜弱アルカリ性 餌 → 生餌、人工飼料 ※…飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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種類詳細 | クチボソの愛称で古くから親しまれる小型のコイの仲間です。 細身で小さな口を持ち、体色は銀白色で側線に沿って1本の明瞭な黒いラインが入ります。 ただし縦条は成長につれ薄れて消失したり、もともとない個体も存在します。 近縁種のシナイモツゴやウシモツゴは側線が不完全な点が、モツゴとの外見上はっきりした相違です。 タモロコにも似ていますが、モツゴには口ひげがなく、タモロコの方が寸胴体形をしていることで見分けられます。 |
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飼育のポイント | 水質にもうるさくなく飼育は容易です。 水槽から飛び出すことがあるので水槽にはフタを用意したほうが良いです。 |
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混泳の注意点 | 性質は温和で同種間ではやや小競り合いをしますがそれほど問題ははありません。 |
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繁殖 | 十分に成熟したオス個体は黒っぽい体色になり、テリトリーの主張をし気が荒くなります。 テリトリー内にメスを誘い込み、基質やガラス面に粘着卵を産みつける産卵形態を持ちます。 親魚が卵を保護することが知られていますが、卵や孵化した稚魚が食べられてしまうため、産卵後は親魚は隔離したほうが良いでしょう。 また産卵基質には植木鉢の破片などを用いると卵を容易に移動できます。 稚魚は非常に小さいため、初期試料には水槽内で自然発生した微生物やインフゾリアを用意する必要があります。 |
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その他 | ― |
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