(淡水魚)アユカケ Sサイズ(1匹)

生体 熱帯魚・エビ他 日本産淡水魚 日淡 川魚 Cottus kazika カマキリ アラレガコ  gyogyo66 kinsal623 nittanmiryoku_haze rantyu417 rantyu504 rantyu518 rantyu803 fish_magazine201109 fish_database nittan_nittan kima0408 kaijyo restock


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お送りする個体は全長3〜5cm程度です。
個体サイズや模様、雌雄の指定についてはお受け致しかねますのでご了承下さい。
日本固有の大型カジカ!


アユカケ Sサイズ(1匹)
販売名アユカケ
学名Rheopresbe kazika
Cottus kazika
Trachidermus kazika
(※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。
別名カマキリ、アラレガコ
分類カジカ科カマキリ(アユカケ)属
原産地日本(太平洋側では茨城県、日本海側では秋田県より南、四国、九州)
飼育要件最大体長→25cm
温度→5〜20度
水質→中性〜弱アルカリ性
餌→生餌

※…飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。
種類詳細本州、茨城県と秋田県以南に生息する日本固有のカジカの仲間です。
カジカの中でも最も大きなサイズを持ち、大型のオスでは大きな頭と口が迫力満点です。
体色は川の砂礫に擬態した灰褐色に数本の暗色帯をもちます。

エサは肉食性なので小魚・エビ等を与えます。人工飼料には餌付きにくいです。
高水温に弱く、夏場等はクーラーを使用する必要があります。
飼育のポイント水温が低く流速のある河川に生息するため、高水温、水質の悪化には弱いです。
十分にろ過の効いた環境での飼育が適しています。夏季には水槽用のクーラーが必要です。
アカムシや小魚などの生餌を好みます。慣れさせればクリル等の人工飼料も食べますが、やや餌付きにくいため生餌中心と考えたほうが良いでしょう。
混泳の注意点同種他種問わず気の荒い部分を見せるため、基本的には単独飼育推奨です。
同程度のサイズの魚であれば混泳が出来る場合もありますが、その場合は隠れ家を十分に用意してあげるとよいでしょう。
口に入るサイズの魚やエビは食べられてしまうので、混泳は不可能です。
繁殖降河回遊魚であり産卵は海で行われます。このため産卵には海水が必要です。
孵化仔魚は非常に小さくエサの調達が困難な上、塩分の調整も必須となるため家庭での繁殖は困難と思われます。
その他エラブタにあるトゲでエサとなる魚(アユ)を引っ掛けて採るという伝承から、アユカケの名前がついたという逸話でも知られます。
実際のところ、アユを引っ掛けて食べる ということはないようです。
また本種は標準和名がもう1つあり、”カマキリ”とも呼ばれます。
2019年には分類が見直され、カジカ属からRheopresbe属へと分類が変更になったようです。
各地で個体数が減少し、福井県の一部地域では天然記念物に指定されています。それ以外の個体は飼育にあたって問題はありません。
個体数減少の理由としては遡上能力が低いため、堰やダムなどの構造物が関連しているのではないか と考えられているようです。
日本産淡水魚は生息地域特有の気候や河川環境に合わせて、独自性を持つ種も見られます。地域特有の生態系を守るために、日本産の生体であっても絶対に放流しないでください。