錦鯉 プラチナヒレナガ錦鯉 ショートボディ |
画像撮影日 | 2024年11月15日 |
生産地 | 国産 |
雌雄 | 不明 (※雌雄の判別については確約するものではございません。) |
個体サイズ | お送りする個体は全長約14〜16cmになります。 |
飼育要件 | 最大体長 → 60cm以上 温度 → 0〜25度 水質 → 中性〜弱アルカリ性? 餌 → 人工飼料、生餌 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
品種詳細 | 古くから親しまれてきたコイを観賞用に改良したものが錦鯉と呼ばれ、日本の国魚として親しまれています。 紅白、大正三色等の多くの品種が作られ、身近な存在として庭や公園で見られるように、日本で育まれた観賞魚の文化的価値が非常に高いものといえます。 また、長寿で大きく育つことから長く飼育を楽しめるのも魅力の一つです。現在では金魚と共に海外でも人気を集めています。 |
飼育の注意点 | 病気にさえならなければ、非常に丈夫で水質の悪化に耐えうる強靭さを持っています。導入直後は1〜2日エサを与えずに様子をみたほうがよいでしょう。 錦鯉は比較的冷たい水を好み、25度を超える水温では状態を崩しやすくなります。屋外、屋内のどちらで飼育する場合でも夏場の高水温には十分に注意する必要があります。 エサは市販されている人工飼料で特に問題ありませんが、熱帯魚用のものに比べ脂肪分の少ない専用品が適しています。水槽内の藻や水草など、植物質のエサも好み、タニシなどの貝類も食べてしまいます。美しい色彩を保つには色揚げ効果の高いエサが効果的です。冬は水温が低くなり活動が鈍るので、エサは少なめに与える必要があります。 錦鯉は極端にpHが低い水を好まず、pHを極端に下げてしまうソイルや、流木などを大量に入れたブラックウォーターでは調子を崩し易いです。 |
混泳の注意点 | 錦鯉は基本的に温和なので同じ錦鯉同士や、中型程度の日本淡水魚などと混泳可能です。低水温に耐えられ、中性付近の水質で飼育できる温和な種が適します。幼魚のうちはエビや貝との混泳も問題ありませんが、成魚になると底泥と一緒に食べられてしまうことがあります。 錦鯉同士で混泳させる場合は細菌性の疾患や寄生虫を持ち込むことが多いので、必ずトリートメントを行い様子を見てから追加してください。また、現在では世界的にコイヘルペス(KHV)が問題になっています。流通経路で必ず検査が行われ、陰性の個体のみ流通しますがキャリアである可能性はゼロではありません。混泳には細心の注意を払う必要があります。 |
繁殖 | 錦鯉は4〜10歳程度で繁殖可能になります。春先に繁殖期を向かえ、オスは発情すると口やエラに追い星と呼ばれるボツボツが出現します。産卵が行われるのは朝方が多く、オスが激しくメスを追いかけ、水草などの産卵床に卵を産み付けます。 産卵された卵は親魚に食べられてしまうので、発見次第別の水槽に移し、25℃程度の水温で十分にエアーレーションを行い、1週間程度で孵化します。 孵化した稚魚はしばらく餌は必要なく、遊泳を開始したらブラインなどを与えると良いでしょう。錦鯉の稚魚は20日程度で模様が現れ、選別が可能になります。錦鯉の品種は固定率の高いものではなく、様々な形質が現れます。 産卵後の親魚は著しく体力を消耗し、調子を戻すのが非常に難しく、産卵時についた傷や鱗のはげが治らないことも多いです。安静にしてじっくり様子を見る必要があります。 |
その他 | 古くから日本人によって愛好され、国内にも多くの生産者がおり、愛好会も多く存在します。 日本の天然河川の鯉からコイヘルペス(KHV)が確認されています。むやみな放流や、採集してきた鯉との混泳は絶対に行わないでください。 |