（淡水魚）ヤリボテ（ヤリタナゴ×アブラボテ）（３匹）
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生体 fish_database 熱帯魚・エビ他 日本産淡水魚 日淡 川魚 Ｔａｎａｋｉａ ｌｉｍｂａｔａ ｌａｎｃｅｏｌａｔａ nittan_nittan 20241006 KE y24m10 tng_hrtmg kaijyo
メーカー：
お送りする個体は体長約５〜７ｃｍ程度です。
個体サイズや模様、雌雄の指定についてはお受け致しかねますのでご了承下さい。
| ヤリボテ（ヤリタナゴ×アブラボテ） | |
|---|---|
| 販売名 | ヤリボテ（ヤリタナゴ×アブラボテ） |
| 学名（※） | Ｔａｎａｋｉａ ｌａｎｃｅｏｌａｔａ × Ｔａｎａｋｉａ ｌｉｍｂａｔａ （※）…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
| 別名 | ― |
| 分布 | 四国の太平洋沿岸を除く濃尾平野以西の河川、湖沼 |
| 飼育要件 | 最大体長 → ８ｃｍ 温度 → ５〜３０度 水質 → 中性〜弱アルカリ性 餌 → 生餌、人工飼料 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
| 種類詳細 | ヤリタナゴとアブラボテの交雑個体です。両種が生息する場所で極稀に見られ、両種の特徴を併せ持った外見を持ちます。体形はアブラボテに比べややスレンダーでヤリタナゴに近く、体色はアブラボテほどではありませんがやや褐色を帯び、ヒレにはアブラボテのような模様だけでなくヤリタナゴのような赤い色彩を尻ビレに持ちます。飼育は容易ですが、アブラボテ同様にタナゴの中ではやや気が荒い性質を持ちます。通常の交雑種は１世代で子孫を残せない場合がほとんどですが、本種は繁殖可能といわれています。このときに中間型のまま累代されていくのではなく、ヤリタナゴかアブラボテのどちらかとの交雑を繰り返し、元の種に収束していくといわれています。 |
| 飼育のポイント | 水質にもうるさくなく飼育は容易です。 水槽から飛び出すことがあるので水槽にはフタを用意したほうが良いです。 |
| 混泳の注意点 | 性質は温和で同種間ではやや小競り合いをしますがそれほど問題ははありません。 |
| 繁殖 | タナゴの仲間は２枚貝に産卵する特殊な産卵形態を持ちます。産卵期を迎えたオスは美しい色彩を発揮し、メスは輸卵管がぶら下げて泳ぎます。産卵に適した２枚貝を水槽に入れると、発情したオスがその貝の上でテリトリーを主張し、気に入った貝にメスを誘導し産卵行動を行います。この際、オスは非常に気が荒いので他のオスが追い回されないように十分な隠れ家を用意すると良いでしょう。卵は貝の中で孵化し、１ヶ月程で稚魚が浮上してくるので、水槽内に産卵用の２枚貝を投入後３週間ほどで別水槽に移動すると良いでしょう。 ２枚貝を水槽に投入する際は砂に潜って回収できなくならないよう、浅いプラケースなどに細かい砂を薄く敷いてそのまま水槽内に沈めると良いでしょう。産卵が終わった貝を移動する際は水質の変化に十分に気をつけ、２枚貝にダメージを与えないよう注意が必要です。また、貝が閉じるときに卵が吐き出されないように慎重に取り扱ってください。稚魚が浮上するまでの１ヶ月の間、長期飼育が難しい２枚貝をうまく維持できるかがポイントです。 ２枚貝から浮出した稚魚はすぐにブラインシュリンプを食べることができます。稚魚用の人工飼料も食べ、１０日程でイトメも食べられるようになります。 |
| その他 | ― |