ポエキリア・バトレリ | |
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販売名 | ポエキリア・バトレリ |
学名(※) | Poecilia butleri (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
別名 | ポエキリア・ブトレリ |
分布 | メキシコ,、グァテマラ,、パナマ |
飼育要件 | 最大体長 : 8cm 温度 : 23〜27度 水質 : 中性〜弱アルカリ性 餌 : 人工飼料 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
種類詳細 | メキシコ原産の卵胎生メダカです。決して派手な体色を持たず一見地味な種ですが、尾鰭の縁辺は黄色からオレンジ色になり、個体によっては濃淡があるようです。背鰭と尾鰭の細かい黒斑がアクセントになった可愛いらしい種です。飼育繁殖は他の卵胎生メダカ同様で問題ありません。 |
飼育のポイント | 飼育は容易で、エサも何でも食べてくれます。植物質のエサも好みます。 |
混泳の注意点 | 体長が同程度で、中性付近の水質で飼育できる温和な種が適し、小型のコリドラスやオトシンクルスは特に問題なく混泳できます。 グッピーなどに比べると気が荒い個体も見られ、同種間でケンカをする個体もいます。それほど大きな問題になることはありませんが、ひどく追い回される場合は隠れ家となる水草などを多めに入れておくと良いでしょう。 |
繁殖 | グッピーと同様に卵ではなく稚魚を生む卵胎生です。オスは尻ビレが細長くなっていて交接器(ゴノポディウム)として機能します。交尾をして1ヶ月程たち、メスのお腹が膨れてきたら出産が近いです。初産のときは産仔数が少ないですが、出産の回数を重ねると多くの仔を産みます。大きなメスほど産仔数も多い傾向にあります。1度の交尾でメスは数回子供を生むことができます。 出産直後や、生まれたばかりの小さな稚魚は、親魚に食べられてしまうことがあります。これを防ぐには産卵ケースを使用したり、水草を多めに植え込んでやることが必要です。出産が近くなったメスは動きがせわしくなったり、水槽の下のほうでボーっとしたりといった行動が目立ってきます。普段と違った行動が目に付くようになったら産卵ケースなどに入れて出産に備えると良いでしょう。 生まれた稚魚はグッピーの稚魚よりも大きく細かくした人工飼料もすぐに食べられます。餌の与えすぎによる水質の悪化、少なすぎによる痩せに注意して、少量の餌を1日に数度与えます。 |
その他 | ― |