
| キンブナ | |
|---|---|
| 販売名 | キンブナ |
| 学名(※) | Carassius auratus var. (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
| 別名 | ― |
| 分布 | 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 |
| 飼育要件 | 最大体長 → 15cm 温度 → 5〜30度 水質 → 中性〜弱アルカリ性 餌 → 人工飼料、生餌 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
| 種類詳細 | 一般に知られるギンブナに比べ体色の黄色味が強いことから金ブナと呼ばれ、サイズも日本産のフナの中で最も小さく、成長しても15cm程の種です。ギンブナとよく似ていますが、サイズや体色以外にも背ビレの基底部の長さが短い点や、体高が低い点で区別でき、ギンブナやゲンゴロウブナに比べ生息数も少ないなどの特徴を持ちます。食性は雑食性で水草・甲殻類・昆虫類などさまざまなものを食べています。飼育は容易で、エサはは選り好みなく生餌・人工飼料等をよく食べます。 |
| 飼育のポイント | 水質にもうるさくなく飼育は容易です。 水槽から飛び出すことがあるので水槽にはフタを用意したほうが良いです。 |
| 混泳の注意点 | 性質は温和で同種間ではやや小競り合いをしますがそれほど問題ははありません。 |
| 繁殖 | フナの仲間は繁殖期になると水草などに産卵し、金魚とほぼ同様の産卵形態を持ちます。本種は4〜6月に繁殖期を向かえ10cm程度の個体は産卵可能になります。水槽内の限られたスペースでは繁殖させるのは難しく、池や大型の飼育施設が必要になります。金魚と同様に、水草やシュロ皮などの産卵床に産みつけられた卵は別の水槽に分け、親魚とは別に管理する必要があります。孵化した稚魚は稚魚用の人工飼料を与えると良いでしょう。 |
| その他 | ― |