(淡水魚)ニッポンバラタナゴ(5匹)

生体 _aqua 熱帯魚・エビ他 日本産淡水魚 日淡 川魚 nittanmiryoku_tanago Rhodeus ocellatus kurumeus nittan_nittan バラタナゴ ニッポンバラタナゴ kingyostaffosusume 淡水生体 tng_hrtmg ニホンバラタナゴ 日本バラタナゴ ニッパラ ニチバラ kaijyo pointyh51215seitai


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お送りする個体は体長2〜4cm程度です。
個体サイズや模様、雌雄の指定についてはお受け致しかねますのでご了承下さい。
ニッポンバラタナゴが完璧に純系かどうかは当店でも判別はできず、あくまでニッポンバラタナゴの名前で流通している個体群になります。
詳しくは下記の種類詳細欄をご覧ください。

ニッポンバラタナゴ
販売名ニッポンバラタナゴ
学名(※)Rhodeus ocellatus kurumeus
(※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。
別名ボテ、ニガブナ、キンタ、ニッパラ、ニチバラ
分布大阪府の淀川水系、奈良県の大和川水系、香川県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、長崎県
飼育要件最大体長   → 5cm
温度      → 5〜30度
水質      → 中性〜弱アルカリ性
餌        → 生餌、人工飼料
※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。
種類詳細日本の固有亜種で、現在はごく一部の限られた地域にのみ生息してる淡水魚の仲間です。
以前は琵琶湖から北九州にかけて広く生息していましたが、タイリクバラタナゴとの交雑や環境悪化により、生息域及び個体数が激減してしまいました。
環境庁のレッドデータブックでは絶滅のおそれが極めて高い「絶滅危惧1A類」に分類されています。
タナゴはドブガイの仲間に産卵するという面白い生態を持っています。
4〜10月に産卵期を迎え、貝に産み付けられた卵は貝の中で守られながら成長し、ふ化と共に貝の外へと泳ぎだします。
繁殖期のオスは名前の通り体側面がバラ(薔薇)色に染まり、日本産淡水魚の中でも特に美しい種類の1つです。
雑食性ですが、水草の新芽やアオミドロなどの植物質を好みます。
性質は温和ですが、小型なので混泳には注意が必要です。

ニッポンバラタナゴが完璧に純系かどうかは当店でも判別はできず、あくまでニッポンバラタナゴの名前で流通している個体群になります。
ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴは容易に交雑し、現状では純血かどうかを判断するには、1匹づつ遺伝子検査をするしか方法はありません。
ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴの外見的特徴の違いとして下記が知られています。
ニッポンバラタナゴ
・腹びれ前の縁に白い線が無い
・側線の上にある鱗に穴が開いていない(側線有孔鱗数が0)
・タイリクバラタナゴより小型(約5cm)
タイリクバラタナゴ
・腹びれ前の縁に白い線がある
・側線の上にある鱗に穴が開いている(側線有孔鱗数が2~7)
・ニッポンバラタナゴより大きくなる(約7cm)
腹ビレの白い線は発色が弱い場合や個体群によって出ないことが判明しています。
両種の特徴を持つ交雑個体も知られていることから、現状では外見的特徴では完全な判断はできないことをご了承ください。
また、販売個体の逸脱や放流はさらなる交雑などにつながる恐れがあります。
日本産淡水魚の地域固有の遺伝子を汚染しないためにも、当店でご購入いただいた日本産淡水魚たちをむやみに川に放流しないでください。
飼育のポイント水質にもうるさくなく飼育は容易です。
水槽から飛び出すことがあるので水槽にはフタを用意したほうが良いです。
混泳の注意点性質は温和で同種間ではやや小競り合いをしますがそれほど問題ははありません。
繁殖タナゴの仲間は2枚貝に産卵する特殊な産卵形態を持ちます。
産卵期を迎えたオスは美しい色彩を発揮し、メスは輸卵管がぶら下げて泳ぎます。
産卵に適した2枚貝を水槽に入れると、発情したオスがその貝の上でテリトリーを主張し、気に入った貝にメスを誘導し産卵行動を行います。
この際、オスは非常に気が荒いので他のオスが追い回されないように十分な隠れ家を用意すると良いでしょう。
卵は貝の中で孵化し、1ヶ月程で稚魚が浮上してくるので、水槽内に産卵用の2枚貝を投入後3週間ほどで別水槽に移動すると良いでしょう。
2枚貝を水槽に投入する際は砂に潜って回収できなくならないよう、浅いプラケースなどに細かい砂を薄く敷いてそのまま水槽内に沈めると良いでしょう。
産卵が終わった貝を移動する際は水質の変化に十分に気をつけ、2枚貝にダメージを与えないよう注意が必要です。
また、貝が閉じるときに卵が吐き出されないように慎重に取り扱ってください。
稚魚が浮上するまでの1ヶ月の間、長期飼育が難しい2枚貝をうまく維持できるかがポイントです。
2枚貝から浮出した稚魚はすぐにブラインシュリンプを食べることができます。
稚魚用の人工飼料も食べ、10日程でイトメも食べられるようになります。
その他