ブルースコーピオン・ディスカス |
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別名 | ―
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学名(※) | Symphysodon aequifasciata var. (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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分布 | 改良品種 (原種:ブラジル、コロンビア、ペルー) |
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育成要件 | 最大体長 → 18cm 温度 → 27〜32度 水質 → 弱酸性〜中性 餌 → 人工飼料、生餌 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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品種詳細 | ブルースネークスキン・ディスカスの選別交配によって作出された青系ディスカスです。
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飼育の注意点 | 極端な水貨の変化がなければ弱酸性〜中性付近の軟水で飼育が可能で、十分にろ過の効いた環境が必要です。 ディスカスハンバーグや生餌は水質を悪化させやすく、最適な水質を維持する為には残餌やフンを取り除きやすいベアタンクでの飼育が適しています。 また他の魚に比べ高水温での飼育が適し、特に幼魚は、30〜32°C程度の水温が必要です。 餌は専用飼料のディスカスハンバーグの他、食いのよい冷凍アカムシやフレークフードを併用し、バランスの良い給餌が必要です。また赤系の品種には色揚げ効果の高い餌で鮮やかな発色が得られます。 ディスカスは気分や調子によって体色を変化させ、不調の時や怯えているときは体色が黒くなります。 少数匹での飼育は怯えやすく、餌食いが悪いこともあります。水槽に暗幕等をかけて2、3日静かな環境で落ち着かせるとよいでしょう。 美しいプロポーションと色彩のためには、適切な水質とゆとりのある水槽サイズが必要です。 幼魚期は給餌回数を多くすると同時に適切な水質を維持し、8cm程度のサイズになったら体高やヒレの伸張がしっかりでるように高さが45cm以上ある水槽で飼育するとよいでしょう。
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混泳の注意点 | 高水温に耐えられる温和な種であれば混泳可能です。特に残餌を積極的に食べてくれるクラウンローチ等の低層魚は相性が良いです。 小型魚やエビは成長したディスカスに食べられてしまうので混泳には適しません。 ディスカス同士の混泳では弱い個体がいじめられることがあるので、様子をみて隔離をしてください。
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繁殖 | 繁殖を狙うなら複数匹飼育し、自然形成されたペアを得る必要があります。 出来上がったペアを繁殖用の水槽に移し、産卵筒やフィルターのパイプなど産卵基質となるものを用意し産卵に備えます。 ペアによっては手を加えなくとも産卵、育児を行いますが、産卵を促すためには水温を27〜28°C程度まで下げ、pHを6.0〜6.5、硬度を低めにすると良いでしょう。 ディスカスは放精量が少なく、強い水流は受精率を下げてしまうので、水流は弱くしてください。 産卵後は、親魚が卵、稚魚の世話をするため魚に任せておいても問題ありません。若いペアでは未受精だったり、環境が合わないと食卵してしまうことがあります。 水質や環境の改善後、産卵筒にカバーをかぶせることで食卵を防ぐことが可能です。子育てが上手ではない場合はペアの入れ替えが有効です。 孵化した稚魚は親魚の体から分泌されるディスカスミルクを摂取します。ディスカスミルク以外のものに興味を示すようになったらブラインシュリンプなどを与えてください。 |
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その他 | ●ディスカスのサイズの表記について Sサイズ − 約6〜9cm以下 Mサイズ − 約9〜12cm Lサイズ − 約12〜15cm XLサイズ − 約15cm以上 ※サイズは体高(ヒレ含む大きさ)となります。
●画像個体について。 飼い込み個体やモデル個体となっているため、コンディションや個体差、水質等により画像と色合いや柄が異なる場合がございます。 到着時のディスカスは色彩が一時的に抜けている場合や、バーチカルストライプや黒色の点が強く表れる場合があります。品種の性質上体表に黒色の点(メラニン色素)が出現する事が有ります。 ご使用の照明によっては画像個体と色が異なる場合もございますので、予めご了承下さい。
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