タンジェリンバンパイア・クラブ | 販売名 | タンジェリンバンパイア・クラブ |
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学名(※) | Geosesarma sp. (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | タンジェリンクラブ ブラックレッグバンパイアクラブ ブラックオレンジバンパイアクラブ |
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分布 | インドネシア |
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飼育要件 | 最大甲幅 → 1.5cm 温度 → 20〜27度 水質 → 中性〜弱アルカリ性 餌 → 生餌、人工飼料 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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種類詳細 | インドネシア原産の淡水ガニです。背中の鮮やかなオレンジ色が美しい種です。 本種はバンパイアクラブの仲間でも珍しく目が黒色になります。 他のバンパイアクラブの仲間同様に夜行性で物陰を好む臆病な性質で、水辺の陸部に生息するようです。 飼育は容易で、水中で脱皮をするため、体が全て水に浸かる程度の水場を用意したテラリウムで飼育可能です。 エサは人工飼料で問題ありません。十分に隠れ家を用意し、過密になるとケンカをするので注意が必要です。 遊泳している魚を捕食することはあまりありませんが、単独飼育が理想的でしょう。大卵型で飼育下での繁殖も可能です。 |
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飼育のポイント | 水質の悪化と高水温に注意が必要です。 陸上部分と体が全て水に浸かる程度の水場を用意したテラリウムでの飼育が適しています。 脱走が上手く、障害物や多少の壁であれば登ってしまうので十分な深さのある容器か、フタを用意する必要があります。 人工飼料、アカムシなど雑食性で何でも良く食べます。大食漢で水を汚しやすいので残餌は早めに取り除いてください。 |
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混泳の注意点 | カニの中では攻撃性が低く複数匹飼育が可能ですが、過密になるとケンカでハサミや足を失うことがあります。 十分なスペースと隠れ家を用意する必要があります。 動きの緩慢な魚は捕食されてしまうことがあります。 また大型になる種には本種が捕食されてしまうことがあります。 |
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繁殖 | Geosesarma属のカニは大卵型で水槽内でも繁殖が可能です。 水槽内で交尾したびたびメスが抱卵することがあります。 交尾はメスが脱皮直後に行われるため弱りやすく、場合によっては共食いされてしまうことがあります。 健康で大きな個体を繁殖に用い、十分な隠れ家を用意してください。 メスがやや大きめの卵を腹部に抱え、卵はそのまま稚ガニになり、しばらくは親ガニの周りにくっついています。 種によってはメスが甲羅の背面に稚ガニを乗せて保護します。 この孵化直後の稚ガニは特に水質の悪化や高水温に弱く、むやみに触ったり水から出すと死んでしまうこともあります。 |
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その他 | ― |
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