カネヒラ ブルーメタリック(3匹) |
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販売名 | ブルーメタリック・カネヒラ |
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学名 | Acheilognathus rhombeus var. (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | ブルーメタルカネヒラ メタリックブル−カネヒラ プラチナブルーカネヒラ |
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分類 | コイ科タナゴ属 |
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原産地 | 改良品種 (原産地:日本(琵琶湖淀川以西、北九州)) |
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飼育要件 | 最大体長→12cm 温度→5〜25度 水質→中性〜弱アルカリ性 餌→生餌、人工飼料
※…飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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種類詳細 | 比較的大型になる国産タナゴ、カネヒラの改良品種です。カネヒラの金属光沢が強く、婚姻色に青みを呈する個体を固定したタイプで、他にもイエローなど数タイプが知られています。 もともと天然個体の中に存在する僅かに色彩の異なるタイプや、金属光沢が強いタイプを元に作出されたと考えられており、通常のカネヒラよりも観賞価値が高く魅力的な品種です。 飼育はカネヒラと同様で9〜10月に産卵期を迎え、稚魚は翌春に二枚貝から浮出します。 雑食性ですが植物食傾向が強く、葉の柔らかい水草は好んで食べてしまいます。 |
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飼育のポイント | 水質にはうるさくありませんが、新水を好むため水換えの回数は多い方が良いです。 水槽から飛び出すことがあるので、水槽にはフタを用意したほうが良いでしょう。 |
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混泳の注意点 | 性質は温和で同種間ではやや小競り合いをしますが、それほど問題はありません。 |
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繁殖 | タナゴの仲間は2枚貝に産卵する特殊な産卵形態を持ちます。産卵期を迎えたオスは美しい色彩を発揮し、メスは輸卵管がぶら下げて泳ぎます。 産卵に適した2枚貝を水槽に入れると、発情したオスがその貝の上でテリトリーを主張し、気に入った貝にメスを誘導し産卵行動を行います。 この際、オスは非常に気が荒いので他のオスが追い回されないように十分な隠れ家を用意すると良いでしょう。 卵は貝の中で孵化し、半年程で稚魚が浮上してくるので、水槽内に産卵用の2枚貝を投入後、産卵を確認したら別水槽に移動すると良いでしょう。 2枚貝を水槽に投入する際は砂に潜って回収できなくならないよう、浅いプラケースなどに細かい砂を薄く敷いてそのまま水槽内に沈めると良いでしょう。 産卵が終わった貝を移動する際は水質の変化に十分に気をつけ、2枚貝にダメージを与えないよう注意が必要です。 また、貝が閉じるときに卵が吐き出されないように慎重に取り扱ってください。 稚魚が浮上するまでの半年の間、長期飼育が難しい2枚貝をうまく維持できるかがポイントです。 2枚貝から浮出した稚魚はすぐにブラインシュリンプを食べることができます。稚魚用の人工飼料も食べ、10日程でイトメも食べられるようになります。 |
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その他 | カネヒラは秋産卵型のタナゴです。日長を短くし、水温が徐々に下げるような管理をすると、婚姻色を発色しやすくなるようです。 日本産淡水魚は生息地域特有の気候や河川環境に合わせて、独自性を持つ種も見られます。地域特有の生態系を守るために、日本産の生体であっても絶対に放流しないでください。 |
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