イチイヅタ(1房) | 販売名 | 沖縄産 イチイヅタ(1房) |
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学名(※) | Caulerpa taxifolia (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | フェザープランツ |
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分布 | 南西諸島、西部太平洋 |
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飼育要件 | 温度 → 24度前後 照明 → 中(60cm水槽で蛍光灯20W2〜3灯程度―青・白系) 水流 → 弱〜中(たなびく程度) 餌 → 不要 水質 → 通常ろ過で可 ※…飼育環境は一例です。 必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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種類詳細 | 匍匐(ほふく)しながら横に伸びる「カウレルパ」の仲間です。 繊細な鳥の羽のような姿をした海藻で、岩に活着しながら育ちます。 ライブロックや底砂を覆うように広がり水草の前景〜中景草のような使い方のできる海藻です。 タカノハヅタによく似ていますが、こちらは葉状体の幅がやや狭く太めでしっかりした質感になります。 やわらかな雰囲気のタカノハヅタと比較して、力強い雰囲気のフェザープランツです。 比較的成長が早く条件が揃うとどんどん伸びてきますが水温・水質・比重など環境の急激な変化には弱く、一晩で溶けてしまうことがありますので注意が必要です。 とても丈夫な海藻で明るい環境であれば特に難しい点もなく育成できますが、栄養塩が過剰すぎる環境になると茶ゴケなどの見苦しい藻類に覆われ枯れてしまうのである程度清浄な水質を保つ必要があります。 またヤッコやハギ類は海藻類をつつくので混泳の際は注意が必要な反面、伸びてサンゴに覆いかぶさるとその成長を阻害しますのでその際はトリミングが必要です。 ランナーを伸ばし、簡単に根付きますので、ライブロックに関わらず、砂地でも育成を楽しむことができます。 地中海など海外では侵略的外来種としてキラー海藻の名前で知られる本種ですが 問題とされているイチイヅタはオーストラリア近海原産のものがモナコ水族館で変異を起こしたもので 性質として沖縄産のイチイヅタとは全く異なります。 当店で販売するイチイヅタは沖縄産のものになりますので、ご安心して飼育をお楽しみください。 また、本種に限らずアクアリウムルートなどで流通した海藻や生物を海に放流することは自生している生物の遺伝子かく乱や環境破壊に繋がりますのでおやめください。 |
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飼育のポイント | 導入直後は、葉っぱの一部が白くなってしまうことがありますので、水質の変化には十分注意が必要です。 LED照明下でも育成はできますが、葉を密集させるようにするには蛍光灯以上の照明がおすすめです。 新芽の成長を促進させるために鉄分やマンガンを含む添加剤が有効ですが、珪藻などの他の藻類も活性化するため水槽内の様子を観察しながら投与してください。 |
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注意事項 | ※お送りするものはランナーの長さ約15〜20cm程度のものとなります。 ※複数本で20cm相当となるものを発送させていただく場合がございます。 ※葉に多少枯れた部分や褐色がかったものも含まれる場合がございます。 ※またコツブムシやヨコエビなどの生物が付着している場合がございます。予めご了承ください。 ※個体サイズや模様、雌雄の指定についてはお受け致しかねます。 |
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