アフリカンロック・シュリンプ | |
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販売名 | アフリカンロック・シュリンプ |
学名(※) | Atya gabonensis (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
別名 | ガボンシュリンプ アフリカンファンシュリンプ ヴァンパイアシュリンプ |
分布 | 西アフリカ |
飼育要件 | 最大体長 → 15cm 温度 → 20〜26度 水質 → 弱酸性〜弱アルカリ性 餌 → 生餌、人工飼料 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
種類詳細 | 西アフリカ原産のエビです。 東南アジアに生息するロックシュリンプと同様に摂餌行動の面白い種で、第1、第2胸脚は細かい毛が密生し、これをアンテナのように広げて水中の微生物などを摂食しています。 東南アジア産のロックに比べサイズは大きくなり、太い脚の先端は細かい針状になっていて、大きな体を支えるスパイクになっています。 カラーバリエーションが豊富なことで知られ、ブルーや淡いピンクのような個体が見られます。 この体色は脱皮とともに変化していくようです。飼育は水質の悪化と高水温に注意が必要です。 性質は温和で他の魚や、エビとの混泳も問題ありませんが、本種にエサが行き渡るように大きな種との混泳は控えた方が良いでしょう。 |
飼育のポイント | 熱帯魚や他のエビと同様に十分なろ過と安定した水質を用意することが大切です。 夏場の高水温には注意が必要です。また酸欠にも弱いので、特に高水温時の溶存酸素量の低下は危険です。 また、エビは魚病薬や水草の農薬などの薬品にも弱いので注意が必要です。 エサは細かくした人工飼料だけでなく、底面に落ちたタブレットフードなども食べますが、大食漢のためエサが十分に行き渡るように注意が必要です。 沸かしたてのブラインシュリンプなどが適しています。 |
混泳の注意点 | 性質は温和なため、エビであれば基本的には混泳は可能です。温和な熱帯魚や貝類は混泳可能です。 |
繁殖 | 水槽内でも抱卵する姿が良く見られ、小卵型といわれるように非常に小さな卵をたくさん産みます。 しかし、幼生期には海水が必要で、水槽内で繁殖されるのは非常に難しいです。 |