オオハサミムシ | |
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販売生体について | 累代:WC ※ワイルド個体の為、スレ、触覚、フ節の欠け等はご了承下さい。 |
別名 | ― |
学名(※) | Labidura riparia (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
生息地 | 日本各地、世界各地 |
体長(参考) | 25〜30mm程度 |
成虫寿命 | 1年程度 (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
飼育要件(※) | 飼育温度: 15〜25℃ エサ: 昆虫ゼリー、熱帯魚用・爬虫類用フード、虫の死骸、生き餌 幼虫期間: 1〜2か月程度 総合難易度 ★☆☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
どんな種類? | 日本各地の海岸・河川敷の砂地に広く生息するハサミムシです。 日本産のハサミムシの中も大型で最大30mmを超える個体も見られます。 腹部末端に付いているハサミ(尾鋏)の力は意外に強く、獲物を狩るのに役立ちます。 また、雌雄でハサミの形が異なり、雄の方が雌よりも大きく長く発達すること、雌で見られる鋸歯が雄では一対になることで判別できます。 ハサミムシの仲間は子育てをする虫としても有名で、本種の繁殖は春〜夏に行われ、石の下等で産卵し、産卵〜孵化後しばらくの間雌が世話をします。コブハサミムシ等の一部のハサミムシの仲間では親が幼虫に食べられてしまうこともあります。 |
飼育方法 | 川砂等の目の細かい砂を飼育ケースに5cm程度敷きます。 オス同士を入れると喧嘩するため小さめのケージで飼育する場合には注意が必要です。 エサは昆虫ゼリーや熱帯魚用・爬虫類用フード、虫の死骸等何でもよく食べますが、共食いもするためエサは切らさないようにします。 エサの残りはカビの原因になるため適宜取り除きます。 砂に潜るので隠れ家は特に必要はありませんが入れても良いです。 繁殖を狙う場合はペアで入れます。 交尾後雌は砂に潜り、産卵スペースを作って産卵します。卵は10日前後で孵化し、孵化後しばらくは親虫と一緒にいます。 しばらくたつと幼虫は親虫から離れますが、そのままにしておくと親虫に食べられてしまうため、隔離した方が良いです。 幼虫は1〜2か月程度で成虫になります。成虫と幼虫は翅の有無で判断可能です。 |
亜種 | ― |