育成済 パールグラス ボール(水上)(無農薬) | 販売単位 | 個 |
発送サイズ | 直径約3cm〜 |
残留農薬状態 | 無農薬 ビーシュリンプ水槽にも安心してご使用いただけます。 |
学名(※) | Micranthemum glomeratum (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
分類 | ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae) ヘミアントゥス属(Hemianthus) |
分布 | 北米 |
どんな種類? | 育成難易度 → ★★★☆☆ 明るい緑の小さな葉を星状に展開する非常に美しい水草で、美しい色合いと柔らかな茂みを作ることからレイアウト用として人気の高い種類です。 グリーンロタラのように横に広がる特性があり、トリミング次第で好きな形に仕上げられるのでレイアウトの中景〜後景によく用いられる種です。 葉は2対生〜4輪生で成長状態・個体により異なります。鈍頭、全縁、無柄、葉形は卵形ないし楕円形、葉幅最大5mm程度、葉長最大10mm程度までになります。 葉色は明緑色で半透明、葉の中央脈は白くはっきりとします。葉質は軟質でヒロハノエビモのような質感です。 光量が高いと一旦横に這った後、各節目から一斉に上に向かって伸び上がるので、この特徴を前提にレイアウトの作成に取り掛かるのがお勧めです。 トリミングに強く、カットによる高さの調整も可能なので、中景〜後景に幅広く使用できる種類です。 同じ様な特徴を持つ種類にグリーンロタラがありますが、パールグラスの方がより軟質で繊細なイメージを与えることができます。 CO2の添加や明るい照明等、水草水槽に要求される事項を満たしていれば育成自体はそれ程難しくありませんが、硬度を若干要求すると言う特徴が有り、どちらかと言えば大磯等の砂利系の底床に向きます。 他の草が問題なく育っているのにパールグラスだけ調子が悪い場合は、硬度をチェックしてみるのがお勧めです。 砂利系を好む水草で、美しいレイアウト作成するに十分な魅力がある種類と言うのはそれ程多くない為、そう言った意味では非常に価値のある水草と言えます。 真新しいソイルを使用した水槽や、原水が極端に硬度が低い地域、RO水を使用した水槽などでは上手く育たなかったり、貧弱に育つことが多いです。 逆にある程度使い込んだソイルや、極端な水質の地域やRO水で無い場合は、ソイル系の底床でも育ちます。 CO2の添加や、十分な光量を確保していればより育成は容易です。 肥料分の要求量は多めで、不足するとすぐに新芽が白化を起こします。 底床肥料よりも液体肥料を多めに与えた方が良い結果を得られます。 環境に馴染み、成長をはじめるとそのスピードは速いので、しっかり観察しながら適宜追肥を行ってください。 成長の速さからあまりコケに見舞われることはありませんが、草体が細かい分一旦コケが付くと取り除くのに非常に手間が掛かりますので、予防としてミナミヌマエビやオトシンをコケ取りとして入れましょう。 また、柔らかそうな見た目に反してあまり食害を受けない為、他の草に併せてコケ取りの生体を選択して問題ありません。 トリミングには強いですが、頻繁に繰り返していると、葉が縮れたようにいじけだすことがあります。 このような症状が出た場合は、差し戻しを行ってください。 柔らかな美しい葉は、水草の大きな魅力の一つを体現していると言えます。 硬度の点さえ気をつければ育成自体も難しくなく、これから水草を始めようとする方にその魅力を十分に味わえる種類として是非お勧めしたい一種です。 |
育成要件&データ | 光量 → 60cm20W3灯以上(2400〜3000lm) CO2 → 1滴/3秒(60cm標準水槽相当) pH → 6〜7.5 GH → 3〜10 kH → 3〜6 温度 → 20〜26度 底砂 → ソイル、砂、大磯 推奨水槽 → 30cm〜以上 植栽位置 → 前□■■■■後 草姿 → 有茎草 最大草姿 → 傘幅1.5cm 生長速度 → 速い 増殖方法 → 差し戻し、枝わかれ ※…育成環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば育つことを確約するものではございません。 |
注意 | ※表記サイズは1株(1本)でのおおよその目安です。育成環境や、成長の度合いにより最大サイズは異なります。 ※ボール基部にはロックウールを使用しています。浮力が多少ありますので、ボール部分を軽く握り、水を含ませてから底床に埋め込んでご使用下さい。 ※裏側にネットを止めてある金具がありますので、底床に埋め込んでご使用下さい。 |