(昆虫)インターメディアツヤクワガタ フィリピン パラワン島 Mt.ガントン産 WC 85〜89(1ペア) 北海道・九州航空便要保温

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メーカー:


インターメディアツヤクワガタ フィリピン フィリピン パラワン島 Mt.ガントン産
販売個体についてインターメディアツヤクワガタ
学名(※)Odontolabis intermedia
(Odontolabis dalmanni intermedia)
別名
生息地フィリピン、パラワン島、ネグロス島、パナイ島、シブヤン島、セブ島
体長(参考)オス: 45〜106mm
メス: 38〜56mm
成虫寿命活動開始後3ヶ月〜6ヶ月(成熟まで2〜3ヶ月)
(ワイルド個体では上記寿命より短くなります。)
飼育要件飼育温度: 20〜25℃
産卵形態: マット(発酵が進んだもの)
幼虫飼育: 発酵マット(カブト用)
幼虫期間: 1年〜2年
羽化後休眠期: 1〜2ヶ月
総合難易度 ★★☆☆☆
※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。
どんな種類?ツヤクワガタの中でも最も大型になる種です。100mmを超えるサイズが知られ、漆黒のボディと美しいツヤのある上翅を持ちます。
長く内歯の少ない大アゴは、湾曲具合に差が見られ、稀に大アゴの湾曲が強く大アゴが太くなる個体も見られます。
ツヤクワガタの中では比較的、累代が簡単な種で、産卵、幼虫の飼育にはカブト用のマットが適しています。
ツヤクワガタの仲間はクワガタの中でも古い種で、マルバネクワガタなどと近縁な種です。美しい上翅と様々な歯型が出ることから、標本では特に人気のグループです。
成虫の大アゴは体のサイズに関係せずに短歯〜長歯まで見られます。中には短歯型しか存在しない種もあります。
生態は他のクワガタと異なる点が多く、カブトムシのようにマットにバラ撒き型の産卵を行い、幼虫は土繭の中で蛹になります。
成虫は、ブリードが難しい種も多く、玄人好みの種です。飼育は容易で、転倒防止に木端などを入れておく必要があります。気が荒いのでオスとメスは分けたほうが良いでしょう。
繁殖本種は産卵が始まると爆産することが多く、ツヤクワガタのブリードの入門種といえます。
ツヤクワガタの仲間は産卵木等には産卵をせず、カブトムシのような産卵セットを用います。
発酵の進んだ微粒子マットをケースの底から3cm程硬く詰め、後はマットを10cm程軽く敷くだけで十分です。
基本的にはバラ撒き型の産卵を行うので、産卵木は不要でマットの質が重要です。
幼虫はカブト用の発酵マットが適しています。幼虫はマットの中を穿孔しないで、その場で居食いをします。
マットの入れ替えに弱く、マットを全て交換すると死んでしまうことも少なくありません。
また、幼虫は非常に大食漢で、大型種の3令幼虫はかなり大きくなります。
大き目のプラケースやボトルで飼育し、マットは減った分だけ足していくと良いでしょう。
3令後期になって土繭を形成したら土繭を壊さないように注意が必要です。
土繭を壊してしまうとそのまま死んでしまうことが多く、羽化までこぎつけても羽化不全しやすくなります。
また、土繭を形成したら土繭内の湿度が上がり過ぎないように、土繭をそのままマットから露出させて乾燥気味にすると羽化不全を防ぐことができます。
大型個体の作出は良質なマットと低温飼育がポイントです。普通に育成しただけでは長歯型を得るのは難しく、低温管理でじっくり育てないと短歯型になりやすいです。
マットには他のクワガタで使用した菌糸ビンの食べカスを混ぜ、3令の期間をじっくり時間をかけて育てることがポイントです。
オスはこの場合羽化までに2年程度を要し、メスとの羽化ズレが起こるので注意が必要です。
その他
亜種
インドシナ半島、マレー半島、スマトラ島産基亜種ssp.dalmanni
ニアス島産ssp.gracilis
シムルエ島産ssp.simeuluensis
バツ諸島産ssp.batuensis
メンタウェイ島産ssp.subita
フィリピン産ssp.intermedia
スラウェシ、ペレン島産ssp.celebensis
タフランダン島産ssp.tahulandangensis
スーラ諸島産ssp.sulaensis