エレファスゾウカブト |
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販売生体について | CB お届けするのは幼虫となります。 |
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別名 | ― |
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学名(※) | Megasoma elephas elephas (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | メキシコ中央部、コロンビア北部 |
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飼育環境 | 飼育温度: 20〜28℃ 産卵形態: マット産み(完熟発酵マット) 幼虫飼育: 完熟発酵マット 幼虫期間: 1年半〜2年 羽化後休眠期: 1.5〜3ヶ月 総合難易度 ★★☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 世界で最も体重の重いゾウカブトの代表的な種です。 全身を黄金の体毛が覆う美しい姿と、その巨体、複雑な胸角の造形が非常に魅力的です。 角を除いたサイズはヘラクレスより大きく、その重量には驚かされます。 エレファスはゾウを意味し、短い角は象の鼻のような形が特徴的です。 美しい体毛は活動、後食が始まるとどんどん抜けてしまうため、標本などにする場合は早めに処置をする必要があります。 大型種でありながら性格も温和で、飼育、ブリードは非常に容易で、産卵数も多いです。 幼虫の期間が非常に長いゾウカブトの中でも、本種は1年半〜2年ほどで成虫になり、飼育しやすいことからゾウカブトの入門種ともいえます。 ゾウカブトの仲間は頭角、胸角を除いた体長は世界最大で、重量も世界で最もあるグループです。 幼虫期間が長く成虫は短命ですが、幼虫が育てやすく非常に大きくなることから、幼虫飼育を楽しむことができるグループです。 大型のオスでは140gを越すような巨大な幼虫となり、成長の速さとサイズはゾウカブト飼育の醍醐味ともいえます。 性格は温和で動きも非常におっとりしているため、ペアでの同居も不可能ではありません。 活動開始後の成虫は非常に大食漢でエサが切れないように注意が必要です。 活動開始後の寿命が短いため、ブリードのタイミングが重要です。 幼虫から育てる場合は羽化ズレを抑えないと累代が難しくなってしまいます。 |
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繁殖 | 産卵数は50〜100個と多く、外国産カブトムシの中でも簡単にブリードを楽しめます。 成虫は短命なため、後食を開始して数週後、早めにブリードを開始する必要があります。 大型種なので衣装ケースなどの大きなケース、良質な完熟発酵マットを使ってください。 幼虫期間が長いため気長に飼育する必要がありますが、まめな管理をしなくても100mm程度の個体は作出可能です。 大型個体の作出は低温管理と良質なマットがポイントですが、大型のオスは羽化に2年近くかかることから、1年半程度で羽化するメスと羽化時期のずれがネックとなります。 羽化ズレを減らすには大型のケースで幼虫の多頭飼育や、オスとメスで温度管理で成長差を少なくする方法が一般的です。 オスでも頭角がそれほど長くないため、中程度のプラケースで蛹化させても問題ありません。 |
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亜種 | メキシコ、グァテマラ、ホンジュラス等産基亜種: ssp.elephas メキシコ産: ssp.occidentalis コロンビア北部、ベネズエラ産: ssp.iijimai |
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