ニジイロクワガタ |
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販売生体について | CB:累代数不明 オスメス共に2024年7〜9月羽化の個体です。
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別名 | ― |
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学名(※) | Phalacrognathus muelleri (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | オーストラリア北東部 |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 20〜28℃ 産卵形態: マット、材産み(柔らかめ) 幼虫飼育: 菌糸ビン・発酵マット 幼虫期間: 4ヶ月〜8ヶ月 羽化後休眠期: 1〜3ヶ月 総合難易度 ★☆☆☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 世界で最も美しい色彩を持つクワガタです。 パプアキンイロクワガタと近い種で、小さな頭部、上方へ湾曲する大アゴ、独特の体型を持ちます。 メスは上翅に刻点を持ち、タマムシのようなニジイロに輝く体色は緑系、赤系、ブラックなどのバリエーションが見られます。 美しい体色を持ち、寿命が長く、飼育・ブリードが容易で初心者から楽しめることで人気の種です。 幼虫、成虫ともに強健な種です。産卵数が多く羽化不全が少ない点から非常にブリードが容易で、 流通している個体もブリード個体が多いです。本種は生物の持ち出しを禁止しているオーストラリア原産のため、 今後ワイルド個体が流通することは望めないでしょう。 オスのアゴの力が弱いので、同じケースでの多頭飼育が可能です。30℃を超えるような高温を避ければ温度、環境に適応する能力も高いです。 |
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繁殖 | ブリードには活動開始後十分に成熟させた個体を用います。 マット、材の両方に産卵するので、産卵木だけでなくマットも産卵に適したものを使用します。 また飼育温度が低いと産卵にいたらないことが多く、25℃程度の気温が適しています。 産卵を開始したメスは産卵木やマットに潜ったままあまり出てきません。 一度産卵すると100個以上の卵を産むことがありますが、産卵木を齧ったりマットに潜った痕跡があっても全く産卵せずに生み渋る個体もいます。 そのときはマットや産卵木のセットを変え、温度などが適しているか確認してください。 幼虫は菌糸ビン、マットのどちらでも育成可能です。菌糸ビンに非常に適した種で、蛹化するときに暴れることがありますが菌糸ビンで容易に大型個体を得ることができます。 大型個体を得るには20℃程度の低温でじっくり育てる必要があります。 ワイルド個体では70mmオーバーの個体が確認されており、飼育下でも60mmオーバーまでは比較的簡単に狙えます。 | その他 | ― |
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