(昆虫)国産ノコギリクワガタ 成虫 WC オス50〜59mm(Mサイズ) メスフリーサイズ(1ペア)

自由研究用品 昆虫 クワガタムシ 本土産 国産ノコギリクワガタ 日本産 Prosopocoilus inclinatus inclinatus kongetsunyukainsect bugjuly seitaieventzk202507
メーカー:


国産ノコギリクワガタ
販売個体について累代:WC
※ワイルド個体の為、小キズ、アゴのヘコミ等はご了承ください。
※サイズによる返金は致しかねます。予めご理解ください。
※オス個体のサイズは50〜59mmとなり、メスはフリーサイズとなります。
別名本土ノコギリクワガタ
学名(※)Prosopocoilus inclinatus inclinatus
(※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。
生息地北海道、本州、佐渡、伊豆諸島、四国、九州
成虫寿命活動開始後2ヶ月〜3ヶ月(成熟まで1ヶ月)
(ワイルド個体では上記寿命より短くなります。)
飼育要件(※)飼育温度: 15〜25℃
産卵形態: マット、材産み(柔らかめの材)
幼虫飼育: 発酵マット
幼虫期間: 10ヶ月〜12ヶ月
羽化後休眠期: 7〜12ヶ月
総合難易度 ★☆☆☆☆
※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。
どんな種類?日本で最も普通に見られるノコギリクワガタです。
比較的低標高に生息し、夏にカブトムシ、コクワガタなどと共に雑木林でよく見られます。
大型個体では70mm近くなり、大きく湾曲した大アゴが特徴的です。
この大アゴは変異が大きく、長歯、中歯、小歯の3タイプが見られ、中歯、小歯ではより“ノコギリ”に近い形状となります。
体色は赤〜黒まで見られます。
平地で見られる大型の種として非常に馴染み深い種で、飼育も容易です。
平地から低山地に見られ、成虫は雑木林や河川敷のコナラやクヌギの樹液に集まり、街灯などに飛来することもあります。
基本的には夜行性ですが、昼間に活動していることも多いです。また比較的樹上を好み、木を蹴って揺らすことで採集できます。
幼虫は根食いで地面に埋まった朽木など、水分を含んだ材から見られます。本種は離島に亜種が3種知られています。
奄美諸島や沖縄に見られるリュウキュウノコギリクワガタとは良く似ていますが、頭盾、大アゴの形状等から別種とされています。
飼育、繁殖は容易で活発に動き回ります。ブリードも非常に容易で、産卵に適したマットであれば容易に産卵します。
繁殖産卵はノコギリクワガタの基本的なセットで問題なく、微粒子の発酵マットをケースの底から3cm程硬く詰め、その上に足場になる産卵木を入れてその上から深くマットを被せてあげます。マットの湿度はやや高めがよいでしょう。
幼虫は加水の多い発酵マットでの飼育が適し、約1年ほどで羽化します。
羽化した成虫はそのまま冬を越して翌年に活動を開始します。
蛹室をボトルの底部に作ることが多く、高湿度のマットを使用していると酸欠になったりマットが腐敗しやすくなります。
その場合は蛹室近くまでマットを露出させることで羽化不全を防ぐことができます。
大型個体の作出は良質なマットを使用する必要があります。
国産のノコギリクワガタの仲間は大型個体を得るのがやや難しく、60mmを越す長歯型を作出できれば十分に大型といえるでしょう。
菌糸ビンを使用すると大きな個体が得られる反面、死亡率も高く成虫まで育成するのが非常に難しいです。
亜種北海道、本州、四国、九州産基亜種(本土ノコギリ): ssp.inclinatus
硫黄島産(ミシマイオウノコギリ): ssp.mishimaiouensis
黒島産(クロシマノコギリ): ssp.kuroshimaensis
口永良部島産(クチノエラブノコギリ): ssp.kuroshimaensis