ナンバンギセル 3号 | |
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特長 | 万葉集では「思草(おもいぐさ)」の名前で登場しており、古くから日本で親しまれていた植物です。 ナンバンギセルは葉緑素を持たないがゆえに自分で光合成をして生長することができず、他の植物の根に寄生してそこから養分を取りながら生育する寄生植物です。寄生するのは主にイネ科やカヤツリグサ科などの単子葉植物で、具体的にはススキ、サトウキビ、ミョウガ、ギボウシなどが挙げられます。 花柄の先端にはぷっくりとふくらんだ萼(がく)があり、そこから淡い紅紫色(まれに白色)の花を一輪、うつむきかげんに咲かせます。花は筒状で先端が浅く5つに切れ込んでいます。その姿をかつて南蛮人と言われていたポルトガル人やスペイン人の船員がくわえていたマドロスパイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前が付きました。 ※ススキは入荷ロットにより異なる場合がございます。 ※春〜初夏にかけては、未発芽の状態でのお届けとなります。発芽は一般的に8月頃が目安になります。 ※植替えや植え付けを行う際は、種がこぼれないようポットの土を崩さずにそのまま行って下さい。 ※水やりは種が流れ落ちないように優しく与えて下さい。 ※ナンバンギセルの育成自体は難しくありませんが、寄生植物ですので寄生主(親草)を元気に育てることが重要となります。 |
商品サイズ(約) | ●鉢(ポット)径 : 9cm ●鉢の種類 : ビニールポット ※入荷状況や生長度合いにより高さは異なります。あくまでも目安としてご覧下さい。 |
学名(※) | Aeginetia indica (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
別名 | 南蛮煙管、思草(おもいぐさ) |
分類 | ハマウツボ科ナンバンギセル属 |
園芸分類 | 寄生植物 |
原産地 | 日本 |
置き場所 | 日当たりを好みますので、よく日の当たる場所で育てましょう。ただし、明るい日陰の方が花色が鮮やかになりますので鉢植えの場合、開花時期は直射日光の当たらない場所に移動させます。 |
水やり | 種が流れ落ちないように優しく与えて下さい。 |
肥料 | 肥料は5〜7月に液体肥料を月1〜2回与えます。これは養分を取られる親草を元気に育てるためのもので、ナンバンキセル自体に直接効くものではありません。 |
ご注意 | ※画像はイメージです。画像中の撮影小物等は付属いたしません。 ※樹形や色合いには個体差があり、画像と異なる場合がございます。 ※発送時期、植物の成長状態により、画像と見た目が大きく異なる商品の発送となります。ご了承の上お買い求めください。 ※状況により、鉢(ポット)の形状及び色が異なる場合もございます。 ※穴あき、キズ、変色があるものが多少含まれている場合がございます。 ※傷みなどがあった場合、育成に影響のない範囲であれば保障の対象外となります。 ※開花終了株につきましては花芽、葉を切った状態での発送となります。 ※地域によって最適な育成環境が異なりますので、記載されている育て方はあくまでも参考までにご覧ください |