オウゴンオニクワガタ |
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販売個体について | 西ジャワ ハリムン産 WC個体 ※ワイルド個体の為、多少のスレ・小傷、触覚の欠損、凹みがある場合があります。 ※本品は、オス個体のみとなります。 ※お送りする個体は、短〜中歯型となります。商品画像の個体と異なる場合がございます。予めご了承ください。 |
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別名 | オウゴンオニ、ローゼンベルグオウゴンオニ、ローゼンベルギー、ローゼン、ジャワオウゴンオニクワガタ |
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学名(※) | Allotopus rozenbergi (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | ジャワ島西部 |
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体長(参考) | オス: 42〜82mm メス: 42〜54mm |
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成虫寿命 | 活動開始後3ヶ月〜6ヶ月 (ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 20〜25℃ 産卵形態: 材産み(カワラ材、カワラ菌床、霊芝材) 幼虫飼育: カワラ菌糸ビン 幼虫期間: 1〜2年 羽化後休眠期: 6ヶ月〜8ヶ月 総合難易度 ★★★☆☆ ※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 全身が金色に輝く美しいクワガタです。 美しい体色から人気が高く古くから日本にも紹介されていましたが、飼育、ブリードが難しい種として飼育者を悩ませてきました。 現在ではカワラ材、カワラ菌糸によるブリードが確立され、70mmオーバーの個体も作出されています。 最大の特徴である体色は乾燥状態では美しく黄金に、湿度が高い状態だと黒ずみます。 体色には個体差も見られ、通常の黄金色だけでなく灰色味の強いシルバータイプも見られます。 弓状の大アゴが途中に大きな内歯を持たず先端が3又になるのが特徴です。 ローゼンベルグ種はオウゴンオニクワガタの中でも最も大きくなります。 ローゼンベルグは現地の自然環境下でプスパの木を使ってブリードが行われています。 そのなかから材割採集された個体のため、天然個体であってもまだ休眠期のものや、未成熟、未交尾の個体も多いです。 比較的寿命の短い種ですが、材割り採集されたものであるため幾分長く楽しむことが出来ます。 ブリードに使う場合は後食を開始して成熟するまでじっくりと待ってからペアリングする必要があります。 成虫は温度変化に弱いことに注意が必要です。非常に大食漢なのでゼリーを切らさないように注意してください。 また排泄物も多くマットを良く汚すので鑑賞にはまめなマット交換が必要です。 メスのサイズが大きく、オスが温和であるためペアでの飼育も可能です。 |
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繁殖 | ブリードは産卵数が少なく幼虫がやや弱い、カワラ菌床の取扱などやや難しい面も多いです。 まずは十分に成熟させることがポイントで、後食開始を目安にペアリングを開始します。 産卵床として適しているのはカワラ材で、カワラ菌床や菌糸ビンにを入れてそのまま産卵させる方法もあります。 メスが気に入ったものを選べるように、これらの産卵床にメスが潜りやすいように穴を開け、ケースに複数入れておくと良いでしょう。 メスは産卵が始まると産卵床に長い期間潜ったままになります。 産卵が一段落したようならメスを取り出し、産卵床を交換して継続的に産卵をさせると良いでしょう。 幼虫はカワラ菌糸ビンでの育成が適しています。 初令、2令初期の幼虫は比較的デリケートなので急な温度変化などに注意し、むやみな移動も控えましょう。 幼虫は非常に大食漢なので、大き目の菌糸ビンを使うとよいでしょう。羽化までは比較的早く、メスなら半年程度で羽化します。 大型個体の作出は低めの温度管理がポイントです。 菌糸ビンが食べつくされる前に早めに交換し、とにかく良質な菌糸ビンを惜しむことなく使い、幼虫期に十分にエサを食べさせましょう。 |
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亜種 | スマトラ産基亜種(モーレンカンプ)ssp.moellenkampi マレー半島産(モセリ)ssp.moseri ミャンマー南部産(ババイ)ssp.babai ボルネオ産(フルストルファー)ssp.frustorferi |
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