ホオコケツノガエル |
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販売個体について | お送りする個体は3.0〜4.0cm前後のものとなります。 体色はグリーン、ブラウン、ツートンカラーのミックスカラーとなります。 ※個体サイズ、体色、模様、雌雄の指定についてはお受け致しかねますのでご了承下さい。
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別名 | ― |
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学名(※) | Ceratophrys stolzmanni (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | 中南米 |
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飼育要件(※) | 最大全長 → オス:5cm?、メス:7cm? 温度 → 22〜28度 水質 → − 餌 → 生餌、人工飼料
総合難易度 ★☆☆☆☆
※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | 中南米の限られた地域に生息するユビナガガエル科(Leptodactylidae)の仲間です。2010年に日本に初輸入され、それまでは洋書の中などでしか見ることのできないとても貴重な種でした。成長してもオスで5cm、メスで7cmと小型の仲間で、体色には茶〜緑のバリエーションが見られるようです。ホオコケの名前どおり、他の種に比べやや頭部がすらっとしており、目の上のトゲ状の突起物は見られないことが多いようです。生息地によってscaphiopezaとstolzmanniの2亜種に分類されているようですが、あまりに情報が少ない為、分類が定まっていないのが現状です。
現地では、1年の大半を緑で覆われている熱帯低木林から、植物があまり見られないような乾燥した場所でも観察されているようで、現地の情報は決して多くありません。
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飼育のコツ | 丈夫なカエルのため、プラケースに水を薄くはっただけの容器でも飼うことができます。その際は水質悪化を防ぐため、毎日水換えをし、さらにカエルの足場としてウールなどを底に敷くようにしましょう。逆に、ヤシガラ土や黒土などを用いて作ったビバリウムで飼うこともできます。観葉植物などを植えると排泄物の浄化にも役立つためおすすめです。土を入れる際はカエルが誤って口に入れても大丈夫な様に、大磯などの粒が大きな砂は入れないようにしましょう。また、生体が入れるほどの水入れも設置するようにしましょう。
餌はコオロギなどの生餌やピンクマウスなどの冷凍餌がメインになります。与える際はダスティングやガットローディングなどで栄養価を高めてから与えるようにしましょう。また、むやみに砂を飲み込ませないよう、ピンセットで餌やりを行うとより安心です。餌食いは非常に良く、逆に与えすぎに注意が必要です。500円玉程度の小さいうちは週に2度程、小さめのコオロギを2から3匹。5cm程度になったら週1度程、冷凍ピンクマウスを1匹(コオロギの場合は3から4匹程度)。10cmを超えるような成体には月1から2度程度、冷凍マウスを1匹を目安に与えましょう。温度が低いと消化不良で状態を崩してしまうので、冬場などの寒い時期は必ず加温をするようにしてください。
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複数飼育の注意点 | 動くものに対して食いつく種類ですので、基本的に単独飼育になります。
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繁殖 | ― |
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その他 | ※生態系の破壊につながるため、飼育している生体は決して逃がさないようにご注意下さい。 ※両生類の仲間は体表に微弱な毒を持っています。触ったあとは必ず手を洗い、目などをこすらないようにご注意下さい。
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亜種 | 基亜種 ssp.scaphiopeza ssp.stolzmanni
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