ダルメシアン・モーリー | 販売名 | ダルメシアン・モーリー |
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学名(※) | Poecilia sphenops var. (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | ― |
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分布 | 改良品種 (原種: メキシコ) |
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飼育要件 | 最大体長 → 6cm 温度 → 20〜26度 水質 → 中性〜弱アルカリ性 餌 → 人工飼料、生餌 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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種類詳細 | メキシコ原産のモーリーの改良品種です。プラチナの体色に黒の細かいスポット模様が美しい品種です。 大食漢で草食性もあるため、糸状藻や藍藻、油膜の除去に貢献してくれますが、好んで食べるわけではないので給餌量を調整する必要があります。 飼育は容易で一度水に慣れれば強健な種ですが、細菌性の感染症に弱く導入時には注意が必要です。 他の卵胎生メダカ同様に繁殖は非常に容易で、やや大きめの稚魚を生みます。 |
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飼育のポイント | 病気にさえならなければ非常に丈夫で、エサも何でも食べてくれる非常に飼育の容易な種です。植物質のエサを好みます。 近年のプラティやモーリーの仲間は細菌性の感染に患いやすく、輸入直後や水質が変わった際に調子を崩しやすいです。 塩分に強いので、病気の予防に塩を60cm水槽で一握りほど入れると良いでしょう。 |
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混泳の注意点 | 体長が同程度で、中性付近の水質で飼育できる温和な種が適し、小型のコリドラスやオトシンクルスは特に問題なく混泳できます。 グッピーなどに比べると気が荒い個体も見られ、同種間でケンカをする個体もいます。 それほど大きな問題になることはありませんが、ひどく追い回される場合は隠れ家となる水草などを多めに入れておくと良いでしょう。 |
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繁殖 | グッピーと同様に卵ではなく稚魚を生む卵胎生です。オスは尻ビレが細長くなっていて交接器(ゴノポディウム)として機能します。 交尾をして1ヶ月程たち、メスのお腹が膨れてきたら出産が近いです。 初産のときは産仔数が少ないですが、出産の回数を重ねると多くの仔を産みます。 大きなメスほど産仔数も多い傾向にあります。1度の交尾でメスは数回子供を生むことができます。 出産直後や、生まれたばかりの小さな稚魚は、親魚に食べられてしまうことがあります。 これを防ぐには産卵ケースを使用したり、水草を多めに植え込んでやることが必要です。 出産が近くなったメスは動きがせわしくなったり、水槽の下のほうでボーっとしたりといった行動が目立ってきます。 普段と違った行動が目に付くようになったら産卵ケースなどに入れて出産に備えると良いでしょう。 生まれた稚魚はグッピーの稚魚よりも大きく、細かくした人工飼料もすぐに食べられます。 餌の与えすぎによる水質の悪化、少なすぎによる痩せに注意して、少量の餌を1日に数度与えます。 1ヶ月程度でオス、メスの区別がつくようになります。 |
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その他 | 他の卵胎生メダカとの混泳では交雑する危険性があります。 他の卵胎生メダカとの混泳では交雑する危険性があります。 |
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