ヒメタニシ | 販売名 | ヒメタニシ |
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学名(※) | Sinotaia quadrata histrica Bellamya quadrata histrica (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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別名 | 田螺、ゼゼラ、タツブ、タツボ |
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分布 | 日本(本州〜九州) |
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飼育要件 | 最大殻高 → 3cm 温度 → 5〜28度 水質 → 弱酸性〜弱アルカリ性 餌 → 人工飼料 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。 |
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種類詳細 | 本州から〜九州に生息するタニシです。 沼、小川、水田の用水路などの浅いところに一般的に見られ、石等に付く付着藻を主食としています。 卵胎生で6〜8月にかけて稚貝を生みます。 水質浄化に役立つことが知られ、水槽やビオの鉢内の植物プランクトンの大発生を抑え、汚泥を積極的に摂食してくれます。 基本的には夜行性で、昼間は水面付近に集まったり、砂の中に潜ったりしていることが多いです。 硬度の高い水質では非常に良く殖え、ビオの鉢では水質浄化と藻の除去に役立ってくれます。 |
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飼育のポイント | 水質、水温に対する適応能力が高く非常に丈夫な貝です。 特別に餌を与えなくても水槽内で発生するコケや有機物を食べて生きることができますが、立ち上げ直後や貝を投入して綺麗になった水槽等では、コケや有機物が足りずエサ不足になってしまいます。 コケが増えがちな富栄養化した環境での飼育が良いでしょう。 酸素が不足したり、水質が悪化すると水面付近に上がり、アンモニアや亜硝酸塩が多くなると殻を閉じてしまうので水質の指標にもなります。 高水温に比較的強い種ですが、水量の少ない水鉢などでは水温が上がり過ぎないように注意してください。 極端にpHが低い環境はあまり向いていません。 簡単に殖やすことができる反面、殖えすぎると水草の食害などのデメリットも生じます。 殖えすぎた場合は適度に間引くと良いでしょう。 ヒーターに直接貼りつくと火傷により死亡することがあります。 ヒーターカバーを用いると良いでしょう。 |
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混泳の注意点 | どんな魚と混泳させても特に問題はありませんが、一部の貝食性を持つ大型フグ等は殻ごと食べられてしまいます。 |
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繁殖 | オスは右の触覚が輸精管として機能し、触角の先が丸くなっています。 メスは交尾により受精し、卵を体内で育てて稚貝を産む卵胎生です。 簡単に稚貝を得られますが、一回の産仔数が少ないため卵を産む種に比べると殖えるスピードはやや遅いです。 それでも水質を弱アルカリ性にし、硬度を上げ、低い水温にならなければ殖えるスピードが上がります。 稚貝は親と同様の姿を持ち簡単に育てられます。 |
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その他 | 冬場の寒い季節になると土に潜って越冬をします。短期間であれば水がなくなっても殻に閉じこもって生存可能です。 ※殻欠けや貝殻にコケが付着している場合がございます。生体の状態、コケ取りの効果に差はありません。 |
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