ポリプテルス・ビキール・ラプラディ×エンドリケリー(ラプエン) |
販売名 | ポリプテルス・ビキール・ラプラディ×エンドリケリー(ラプエン) Sサイズ |
学名(※) | Polypterus bichir lapradei × Polypterus endlicheri endlicher (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
別名 | ラプエン
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分布 | 改良品種 アフリカ ― 白ナイル、チャド湖、ニジェール川等
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飼育要件 | 最大体長 → 70cm? 温度 → 25〜28度 水質 → 中性前後 餌 → 人工飼料、生餌 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。
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種類詳細 | ポリプテルス・ビキール・ラプラディとポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリーのハイブリッド個体です。下顎突出タイプの特徴である下顎が突出した顔つきと、エンドリらしい恐竜を髣髴させる外見を持ち、上から見たとき体に対して垂直に入る数本の黒いバンドと、ラプラディらしい頭部から尾ビレに対して入るライン模様が特徴的です。このバンド模様は個体差が大くエンドリの特徴が良く出ていたり、ラプラディの特徴が良く出ていたりとコレクション性が高く、長く愛好され続ける要因となっています。現在ではワイルド個体だけでなく、東南アジアでブリードされた幼魚が流通しています。本種は背ビレ(小離鰭)が11枚から16枚程度見られます。
ポリプテルスはデボン紀に出現した魚と言われ、魚類から両生類への進化途中の姿を今なおとどめている種とされています。Polypterus(多くのヒレ)と名のとおり背ビレが複数存在し、ガノイン鱗と2つの浮袋を有し、エラ呼吸、空気呼吸が共に可能など、通常の淡水魚とは異なる生態が魅力的な種です。幼魚の内は両生類のような外鰓(がいさい)を持つのも特徴の一つです。
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飼育のポイント | 飼育は容易で、エサも人工飼料から生餌まで良く食べます。
飛び出し事故を防ぐ為にも水槽にはフタを用意したほうがよいでしょう。
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混泳の注意点 | 大型魚の中でも混泳に向いた種で、アロワナ、ダトニオなどとも混泳可能です。口に入る小型魚や、ポリプテルスの表皮を齧ってしまうプレコ、喉に詰まりやすいオトシン、コリドラスとは混泳できません。
サイズが同程度であればポリプテルス同士の混泳も可能です。幼魚の内はヒレや外鰓(がいさい)を齧(かじ)りあうことがあります。またサイズ差があると共食いをする場合があるので十分な注意が必要です。外鰓は成長と共に消滅するので無くなってしまっても特に問題はありません。
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繁殖 | 一般に尻ビレがオスでは幅広く、メスでは細長い点で判別可能です。飼育下でも十分に性成熟すれば、繁殖可能と言われています。成熟した個体はオスがメスを追うようになり、オスの尻ビレを使って産卵、受精を行い受精した卵は親魚にバラ撒かれます。稚魚はヨークサックが無くなり次第ブラインを与え、成長に合わせてイトミミズ、アカムシを十分に与えるようにします。卵の受精率、孵化率が低く、稚魚同士でエラを齧ったり、共食いをするため、一度にたくさんの稚魚を成長させるのは難しいです。
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その他 | ―
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