オランダ・ラミレジィ |
販売名 | オランダ・ラミレジィ |
学名(※) | Microgeophagus ramirezi var. (Papiliocbromis ramirezi var.) (Apistogramma ramirezi var.) (※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
別名 | オランダ・ラム オランダ・アピスト
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分布 | 改良品種 (原種: コロンビア)
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飼育要件 | 最大体長 → 6cm 温度 → 23〜26度 水質 → 弱酸性〜中性 餌 → 生餌、人工飼料 ※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。
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種類詳細 | 古くから知られるドワーフシクリッドの代表種で、原種はコロンビア、オリノコ川、メタ川に生息しています。ヨーロッパや東南アジアでのブリードが盛んで、バルーンタイプやゴールデンタイプ等のさまざまな改良品種も知られ、中でもヨーロッパで作出されたものは体高があり、ブラックスポットが大きく明瞭で、美しい色彩を持つことから人気があります。ドイツで作出されたものをドイツラム、ジャーマンラム、オランダで作出されたものをオランダラムと呼ばれ、現在ではこれらを種親に用いて東南アジアでもブリードされ広く流通しています。 飼育、繁殖ともに容易で、極端にサイズが小さくなければ小型のカラシン等との混泳も可能です。オスはメスより一回りほど大きくなり、成熟したメスは腹部がピンクに染まります。繁殖はペアで行われ、流木や石などの基質に産卵しペアで子育てを行う姿はとてもほほえましいです。稚魚は孵化したてのブラインシュリンプを口にすることができます。若いペアや混泳魚によっては食卵することがあります。
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飼育のポイント | 水質にもうるさくなく飼育は容易です。
アカムシやブラインシュリンプなどの生餌の他、人工飼料も食べます。
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混泳の注意点 | オス同士だけでなくペアでもケンカをするため十分な隠れ家が必要です。
他魚へも攻撃をしますが、極端にサイズが小さくなければ小型のカラシン等との混泳も可能です。
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繁殖 | 流木やシェルターなどの上に産卵するオープンポウナーです。発情したメスは腹部がピンクに色づき、オスメス共にテリトリーを主張するようになります。ペアが形成されると流木やシェルターの上などの台座状になったところ産卵をし、ペアで仲良く子育てをする様子を見ることができます。
ペアが若魚であったり、飼育環境が急に変わると食卵しやすく、産卵まではうまくいっても孵化に至らないことも少なくありません。親魚を十分に成熟させ、じっくり落ち着いた環境で飼育するとよいでしょう。
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その他 | ―
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